本日(といっても昨日ですが)、中1の体験授業を行いました。
(最近入塾して頂いた生徒さんのお母様に当塾を紹介して頂きました。
誠にありがとうございます。<(_ _)> )
先日の中2のお子さん同様、非常に素直な子で授業としては大変やりやすく感じました。
理解力も決して低くはないと感じました。
この先が大変楽しみな生徒さんであります。
ただ、部活動と野球チームで大変忙しいとのこと。
恐らく、今までは一度理解してその場では出来たとしても、「量」を確保できずに定着しなかった部分があったのではないかと推察しております。
当塾で、その「量」が確保できるか?未知数なところがあるかもしれないとも感じております。
(これは、お母様にも直接お話させていただきました)
期末テストまでの期日が迫ってくる中で、どのようにして対策を立てていったらよいのか、非常に悩ましいところではあります。
(まだ入っていただけると決まったわけではないので、杞憂といえば杞憂なのですが…)
一方、うちのエースさんと某学年1位のAさんには、ICU対策(と同時に公立学校選択問題対策)として、通常の公立高校入試では問われないが、付属系上位私立高校では頻出(というか常識)である事柄を学び習得してもらう予定です。
その第一弾として、英語の使役・知覚動詞(と関係副詞・what・非制限用法)を扱いました。
某学年1位のAさんは、なかなかスムーズに理解し演習してくれましたが、うちのエースさんが…
…かなり苦戦していました。
これは、某学年1位のAさんにも言ったのですが、使役・知覚動詞は第五文型をしっかり理解していれば、本来それほど苦戦するものではない(はずの)ものです。
第五文型を少し拡張したものに過ぎないので。
C(補語)の部分に、原形不定詞を置くようになっただけで、文の構造(語順)や、O(目的語)とC(補語)の間に「主語+述語」の関係性が生まれるところなどは全く変わりません。
こここで躓くということは、普段から「英語を構造的に見る」という習慣がない表れではないかと考えております。
(そういえば、「物事を構造的に見ることの大切さ」という記事が未だに下書きのままでした…)
うちのエースさん本人にも言ったのですが、以前から並び替え問題で、かなり単純な文構造の間違いが散見されていました。
最近、そういった間違いがなくなってきていたのですが、初めて見る単元(とは言え前述のとおり、本来の意味での「初めて」ではありません)で、「類似性」を見つけることが出来なかったのかもしれません。
英語というのは、非常に型にはまった文構造をしているので、未知の単語があったとしても「文型」を見抜くことは出来ます。
逆に、「文型」を見抜くことが出来なければ、文章のレベルが上がって修飾語が増え1文が長くなった時に対処できなくなるでしょう。
単語の意味を覚えたところで、必ず誤読が生じます。
1文の法則性を見抜き「文型」に落とし込むという力は是非とも身に付けてもらいたい能力です。
これは、物事の法則性を見抜き抽象化するという勉強する上で最も大切な能力のうちの一つなので。
また、本日も中2・3生の子が自習に来てくれて長時間頑張ってくれました。
こういう状態が習慣化してくることは非常に喜ばしいことです。
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