教師の心得
以下に、私が学生時代のアルバイト講師時代から常に心がけ実践してきた(つもりですが)「人に何かを教える上で常に心掛けていること」をこれ以上ないほど上手に言語化してくれている教訓を紹介したいと思います。
1.君が教えようとしていることは、「とても大切でとても面白い」ことを決して忘れないようにしなさい。また、それを学生に伝えることも忘れてはいけない。
2.君は、君のクラスにいる学生よりも賢いわけではない。学生よりも「いいひと」なわけでもない。君は、たまたま学生がまだ持ち合わせていない情報をいくらか知っているだけだ。そして学生たちは、君がまだ知らない情報を山ほど知っている。
3.教師として、君は情報を売ろうとしている。あらゆるセールスマンと同じように、君は客の興味を引きつけ、保たなければいけない。さもなくば売れる見込みなんかない。役に立つことなら何であろうと利用しなさい。声、ジェスチャー、黒板、ハンドアウト、パワーポイント、漫画、アナロジー、メタファー、何でも、だ。あらゆる手段を尽くして、何とかして学生と繋がりなさい。
4.学生たちはよい授業を受けるために大金を払っている。よい授業を彼らに与えるのは君の義務だ。授業の日、君は疲れているかもしれない。何かに腹が立っているかもしれない。気がかりなことがあるかもしれない。しかし、君のクラスの誰一人として、それに気付いてはならない。君が頭が痛いからとひどい授業をやったとしても、彼らが授業料の払い戻しを受けることはないのだ。
5.自分に合ったスタイルを築きあげなさい。他の先生に合っているスタイルが君に合うとは限らない。
6.学生にとって近付きやすい存在でありなさい。物理的にも、精神的にも。学生の名前を覚え、名指しなさい。教室には授業開始数分前に着き、授業終了後もしばらくそこに留まりなさい。その数分間に雑談することは、しばしば学生の理解のターニングポイントになる。
7.しかし決して授業を延長してはいけない。特に学部の授業では、チャイムが鳴った後に君が話す内容は、全く存在しないのと同じです--君がどれだけ完璧に話したとしても。
8.どんなことであっても、それをまだ知らない者にとっては難しい。これを繰り返し思い出しなさい。君は既に何かを知ってしまっているから、それが簡単に思えるのだ。
9.「無知」と「愚かさ」は決して混同してはいけない。何があっても。
10.教師の基本ルール:もし学生が理解できないのであれば、それは学生のせいではない。これは当たり前に思えるが、驚くほど忘れ去られやすい。
11.もし学生が理解できず、それが学生のせいであるのならば、10を見よ。
12.昔、自分の師匠に「悪い学生はいない、いるのは悪い教師だけだ」と聞かされたことがあります。多分これは完全に真実ではないのだろうが、しかし間違いよりは真実にずっと近い。そして、君は自分の授業において、これが真実であると心底信じているかのように行動しなければなりません。
以上 引用終わり
まあ、僕は授業の延長に関しては少し違うのですが…(笑)。
「生徒をよく観察すること。そうすれば何をすべきかが見えてくる。やるべきことは生徒が教えてくれる。生徒こそが我々の教師である。」
というのは、僕が新人研修の時に毎回言っていた言葉です。
実際、プリント作り一つにしても、あの生徒に理解させるにはどういうプリントが必要か?という視点で行うことがほとんどです。
生徒は一人一人違うので、常に試行錯誤は続きます。
終わりはありません。
このページを付け加えるきっかけになったのは、体験授業に来て下さった「うちの子が心配だ」という趣旨のお母さまの言葉でした。
その言葉に対する記事を書いていているうちに、これらの言葉はホームページのトップに常に表示させておく必要があるなと感じました。
気付きを頂いた保護者の方には本当に感謝します。
ありがとうございました。
「教師の心得」と「親御さんから見た子供の学力について」「塾講師になった理由」のリンクを下に貼っておきます。