4月の第1回北辰テストが返ってきた。
ちなみに、前回の結果はコレです。☟
結果は以下の通り。
5科偏差値
72.5
70.5
70.3
67.3
65.0
60.3
57.1
50.8
50.1
3科偏差値
72.1
70.9
68.8
68.3
66.2
63.3
55.2
51.4
49.7
塾内平均偏差値
5科 62.7
3科 62.9
科目別塾内平均偏差値
国語 59.1
数学 63.4
社会 61.3
理科 59.7
英語 62.9
以上
ちなみに、5科と3科のトップは別の生徒さんだ。
概ね自己採点通りの結果となったが、自己採点と実際の結果が乖離している生徒さんもいた。☟
そこら辺は勉強の仕方と直結してくる部分もあるので修正できれば良いのだが、性格的な側面もあるので中々難しい部分でもある。
自己採点と実際の結果に乖離があるということは、セルフチェックが機能していないということである。
私は常に「自分が気になる問題があったら、即座にその場で丸を付けをするように!」と生徒に伝えているのだが、いつまで経ってもこれを実践しようとしない生徒さんがいる。
恐らく「気にならない」のか「異なる手法を信奉している」のどちらかなのだが、どちらにしてもあまり好ましい状況ではないことは確かだ。
勉強において一番重要なことは「何だっけ?これ」という精神である。
自分が忘れそうになっていること、もしくは忘れかけていること。
自分が理解出来ていないこと、もしくは理解があやふやなこと。
それらと遭遇した時に、その場ですぐに確認する。
その積み重ねが知識と理解を強化する。
当たり前のことだ。
「問題集を〇〇周する」といったことは副次的な話に過ぎない。
自分が何を理解して(理解しておらず)、何を覚えているのか(何を覚えていないのか)を把握できるように努め工夫することが何よりも重要だ。
「自分が分かっていないことがバレるのが嫌だ」
「間違えることが恥ずかしい」
と考える生徒さんがいるようなのだが、正直に言うとそれは傲慢なのではないだろうか。
自分を過大評価し過ぎだとも言える。
私などは世の中に「わからないこと」「知らないこと」が溢れかえっているので、自分が知らないことや理解出来ないことがあっても、「はぇー、知らんかった」「こんなの理解できる人がいるんだ、凄いな」としか思わないのだが、そう思わない人もいるらしい。
私は授業中に、非常に重要ではあるが生徒さんが理解していないであろうことや、忘れていそうなことを常に質問し、ついでにその周辺情報を整理する機会を設けている。
たまに、そういったことを忌避する生徒さんがいるのだが、なぜわざわざ自分の成長の機会を捨てようとするのか不思議ではある。
まあ、どのように生きてきたかという根深い部分を含んだ問題なので、難しい部分ではあるが…。
話が逸れたので、今回の4月の第1回北辰テストの結果に話を戻す。
以前から、今年は偏差値70以上が4名出るであろうと述べていたのだが、どうやらその4番目の生徒さんが入れ替わりそうだ。
その入れ替わった生徒さんは、少し心配な部分もあるのだが、勉強のやり方を変えていければ問題はないとは考えている。
(まあ「変えていければ」という話なので、変えられなければ成績に変化は見られないかもしれない。ただ、それも本人の選択なのではないだろうか…)
また、今回4番手になってしまった生徒さんは、途中の問題で止まって20点以上落としているので、実質的な成績という意味では前回とあまり差がない出来であった可能性が高い。
まあ、それも含めてのテストなので、たらればを言うのは気が引けるところではある。
ただ、地頭という点では疑いの余地がないので大丈夫であろう。
今回の結果が良い薬となればよいのではないだろうか。
あと、前回から成績を上げて今回偏差値70に到達した生徒さんがいるのだが、その生徒さんには最近かなり勉強の仕方を含めて厳しく言っていたので、結果が伴って良かったなと感じている。
正直、勉強に対して舐めている部分が見受けられたのだが、最近かなり改善してきた。
解答・解説の使い方も良くなってきたと思う。
良い流れなのではないだろうか。
更に言っておくと、まだ部活が終わっていない生徒さんで、こちらの課題をこなせていない生徒さんは、やはり結果が出ていない。
今回は北辰テスト対策にも全く参加できない生徒さんがいたので、そこら辺は今後に期待するといったところだろうか。
最後になるが、やはり嬉しかったのは、入塾当初は基本的なところで躓いていた生徒さんが、前回よりも更に偏差値を上げてくれたことだ。
その生徒さんは愚直に頑張ってくれているので、こちらも出来るだ限りのサポートをしたいと考えている。
(まあ、その生徒さんも間違えるのを嫌がるタイプの生徒さんではあるのだが、少しずつ慣らしていっているところだ)
勉強が苦手な生徒さんもちょうど2名いるので、その2名で切磋琢磨しながら頑張ってもらいたいところだ。
良いライバル関係になるのではないだろうか。
(ただ、一人の生徒さんはこちらの言うことに対して全く聞く耳を持たないので、大変苦労していることは明記しておく)
ただ、生徒さんの状況を考えれば、現時点でもかなり高めの成績を残せているのではないかと思う。
まあ、そんなところである。
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