1回目の体験授業を行った

本日、先日お問い合わせを頂いた生徒さんの体験授業を行った。

結論から言うと、色々と気になる点があった。


生徒さんのレベルは比較的高い様子であった。

しかし授業中、なぜか少し「イラついて」いる素振りを見せているように感じた。

消しゴムのカスを机を叩くようにして払ったり、「音」が出るようにして文房具を使用するなどの仕草が見られた。

また、こちらの発問を「スルー」する場面が何度か見られた。

こうしたことを本人に尋ねてみると、そういった行動は止まった。

こちらの質問の「意図」を感じたらしい。


これは2コマ目の数学の時間に顕著になった行動であったので、もしかしたら数学の問題演習のレベルが「低い」と感じたのかもしれない。

(新入塾生と一緒に一次関数の式を求める問題の演習を行ってもらった。まあ、学校では一次関数には全く入っていないので、授業のレベル設定としては妥当であると考えている。)


授業前の面談では、数学が比較的苦手で、英語は比較的得意ではあるのだが、定期テストではどちらも同じような点数をとっているというお話であった。


最初の英語のコマでは、不定詞の形容詞的用法の演習を行ったのだが、いきなりの不定詞なので、問題演習やこちらの発問に少し戸惑う場面も見られた。

その流れで、2コマ目の数学を迎えたわけだが、上記のような状況となった。


今回のような状況はあまり頻繁にあるようなケースではないだろう。

なぜ、こんなことをわざわざ書いているのかといえば、もう一つ強烈な「違和感」を感じたからであった。

保護者の方が「タメ口」で話す場面が見受けられたのである。


実は、お電話でお問い合わせを頂いた時から感じていたことでもあった。

勿論、「ヤンチャ」な保護者の方などは、言葉の端々にそういった「作法」のようなものが出ることはよくある。

ただ、お姿を拝見する限りそういったタイプの方ではなかったように感じる。
(勿論、これも分からない。もしかしたら、昔は相当ブイブイ言わせた方なのかもしれない。寧ろ抑えめに対応して頂いたという可能性も排除できない。)


今回は、生徒さんの授業中の様子と、保護者様のお電話と面談でのご様子がオーバーラップする部分があった。

今日の帰り際の生徒さんの様子を見ると、ひょっとしたら「2回目」は無いのかもしれないとも考えている。

どうなるのであろうか。

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