本日から、当塾での夏期講習が始まった。
初日ということもあり(また、未だに「部活」が終わっていない生徒さんが複数名いるということもあり)、少し気の抜けたスタートとなってしまった。
そんな中、今まで「何かをやり切る」ということをずっと避けてきた生徒さんに、入塾以来初めて、「出来るまでやる」というテストを課した。
初日ということもあり、内容はごく基礎的なモノなのだが、☟
案の定、非常に苦戦していた。
(このレベルはスラスラと書けるようにしておきたい。現時点でこのレベルで躓いていることに、かなりの危機感を抱いてもらわなくては困る。ちなみに、この熟語の小テストは、7月の北辰テストに向けた勉強で既に1周目を終わらせた生徒さんもいる。正直、それくらいを「普通」の基準としたいところだ)
この記事でも述べたように、☟
中々、文法的なルールを「覚えられない」生徒さんだ。
私から見ると、その生徒さんの場合、「能力」の問題というよりも「意志」の問題に近く、その「意志」の力を呼び起こすために、本日はこの両面1枚のプリントに、「出来るまで」挑んでもらった。
結果としては、シッカリと書けるようになった。
実は上記の記事で書いた、
Does you play ~?
Did you played ~?
…などの間違い方は、
「助動詞の後は動詞の原形!」
「じゃあ、助動詞って例えば?何?」
「この文の動詞は何?」
「それは一般動詞?be動詞?」
「じゃあ、一般動詞の時は、疑問文・否定文を作る時に何を使うの?」
…という私からのツッコミを、入塾以来ほぼ毎回の授業で受けていたにも関わらず、直る気配がなかった。
…のであるが、覚悟を決めて、「出来るまでやる」という方針で取り組んだ結果、数か月かかって出来なかったことが、2時間で出来るようになった。
これは喜ぶべきことではあるのだが、同時に今までの勉強に取り組む姿勢に問題があったことも示唆している。
つまり、
「時間が遅くなれば危ないから帰らざるを得ない」
「数個間違えたとしても『努力』は認めてくれるだろう」
といった「甘さ」が「本質的な理解」を妨げる要因になっていたことは否めない。
上記の小テストは、キチンと英語を理解していれば間違える要素はない。
(まあ、何らかのミスは生じる可能性はありますが、根本的な「非文」を書く余地はない)
こういう意識を直していく作業は、基本的に困難を極める場合が多い。☟
こういった「勉強の作法」に関しては、これまでの人生で染み付いてしまった「癖」を直すのはなかなか難しいものだ。☟
こんな懐かしい記事もありましたね。☟
本日の授業で、「英語」は少し光明が見えた。
…のだが、「数検」の勉強があるとのことで、他の生徒よりも早く帰さざるを得なかった。
よって、他の生徒さんが受けた数悪の小テストは受けていない。
数学に関しても、丁度こんな感じなので、☟
夏にどこまで変えることが出来るか、その生徒さんにも、自分自身にも期待したい。
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