うちのエースさんが、まだ「体言」と「用言」を覚えていなかった…。
うーむ…。
2か月ほど前にも、同じ質問をして愕然とした記憶があるのだが、今回は時期が時期だけに衝撃度がマシマシ状態であることは言うまでもない…。
(ちなみに、この「マシマシ」という言葉をこのブログで使うのは2度目ですが、私はラーメン次郎に行ったことはありません)
「連体形」「連用形」「連体詞」「体言止め」など、そもそも「体言」と「用言」という言葉の意味が分かっていなければ、理解出来ない言葉は多い。
そういった言葉が出てきた時に、何も感じないのであろうか?
分からないのであれば、その都度、その場で確認すれば良いだけの話なのだが…。
私自身、夏以降、折に触れて説明してきたのだが(というより、塾だけでなく、当然学校でも出てくる言葉であるし、日常生活でも遭遇する類の言葉であるような気がするのだが…)、なかなか「覚えられない」らしい。
今、「覚えられない」と書いたが、ここがミソなんですよ。
要するに、
「この言葉は重要でテストに出るから絶対に覚えなきゃダメですよー!」
といった類の歌い文句が貼り付いていなければ、頭に入らないという状況がマズい訳です。
それは、脳ミソのキャパの問題なのか?
それとも、意識の問題なのか?
いずれにしても、言葉の定義を疎かにしたまま勉強するというのは大きな問題だ。
というのも、定義というものは、勉強をしていく上で非常に重要であるからです。
原理・原則と直結しているものなので、そこがグラついていると、物事を抽象化し法則性を見出すということが出来なくなってしまう。
…というか、現にそういう状況に陥ってしまっている部分もある。
情報をイメージによってグループ分けして整理するという意識を持ってほしいと強く感じた日であった。
(まあ、こういった物事の捉え方というのは、それぞれのパーソナリティを構成する重要な要素でもあるので、それが個人の魅力に繋がっているのであれば、今のままで良いという考え方もあるだろう。悩ましいところではある)
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