昨日、中1で数学の計算テストを行った。
期末テストの復習と、これから始まる1次方程式への準備として行ったのだが、まだまだ正負の数の四則計算が完璧でない生徒がいる。
「今回のテストで出来が良くなかった生徒は呼び出すよ」と、前回の授業で宣言しておいたのだが、予想通りの結果となった。
少し複雑な計算を速く正確に行う能力が大切であることは言うまでもない。
見ていると、まだまだ「計算のルール」もあやふやな様子だった…。
計算では「項」をシッカリ意識できているか?がカギとなる。
地道に指導していくしかないだろう。
また、英語では前回の授業からいよいよ「3単元のs」に入ったのだが、昨日の授業では、英語の3単現のs絡みのbe動詞・一般動詞の区別の演習を、前回に引き続き行った。
やはりまだまだその文の中の「動詞」を捉えられない生徒がいる。
例えば、
1. You are a good baseball player.
2. He plays the guitar very well.
3. Many students come to school with their friends.
という文が並んでいると、
英語では「主語+動詞」が最初に来る!
というルールを、
「2番目の単語が動詞」
という風に解釈を変えてしまう。
よって、3.の文の「動詞」を「students」だと答えてしまうのである。
3. Many students come to school with their friends.
本人に聞くと、「Many」が「たくさんの」で、「students」は「生徒」で、「come」が「来る」という意味だということは知っている。
しかし、2番目の単語である「students」を「動詞」だと答えてしまう。
(実はこの問題を授業で扱うのは3回目だ。)
英語では「カタマリ」を捉えることが最も重要なことの一つなのだが、「英文を構造的に見る」という視点を持てない限り、本当の意味での成績向上は見込めない。
こういった生徒は、日本語の運用も含めて色々な課題を抱えている。
かなりの長期戦になるだろう。
まあ、今回の期末テストで、英語で100点を取った生徒も最初はそんな感じだったので、見慣れた光景ではあるのだが…。
以前、こんな記事も書きましたし…。☟
上で書いた状況よりも、確実に進歩はしているのは間違いがない。
粘り強さが私の武器だと思っているので、出来るようになるまで根気強く指導していきたい。
計算テストといえば、小5でも小数の割り算の復習を行ったのだが、まだ少し心許ない部分があった。
筆算の途中経過も含めてもう少し繰り返す必要がありそうだ。
しばらくは毎回の授業に取り入れたほうが良いかもしれない。
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