昨日、中3の授業において、3時間ぶち抜きで北辰テストの数学の過去問を解いて解説した。
生徒が出来なかった問題を解説した後に、その場でもう一度解かせてみたのであるが、
勉強が苦手な生徒さんほど、こちらの「真似」をしない。
なぜだか「自己流」を貫きたがる。
(「認知能力」が低いために、こちらが「やって見せた」ことを正しく認識できていない可能性もあるが…)
以前、「守破離」の記事を上げた際にも書いたが、☟
芸事や武道の世界においては、まずは師匠の「型」を完璧にトレースし、意識せずとも勝手に体が動く状態にまで「型」を極めることが基本であり、大前提となる。
徹底的な「真似」が必要になる訳だ。
今の言葉で言えば、「完コピ」である。
勉強においても、非常に有益な勉強法である。
私が中学生だったころに、非常に影響を受けた塾の先生の真似をしながら、自分で自分に対して授業をするように勉強をしていたということを、以前書いたことがある。☟
「モノマネ」をするには「観察」することが不可欠だ。
昔、国立開成のみを目指す生徒を対象にしている塾で教えていた時に、受験が終わった後に「祝賀会」的なものがあった。
その際に、色々なイベントを行ったのであるが、ある生徒さん(開成と灘に合格した生徒さんです)が、かなりクセの強い講師の「モノマネ」をしていた。
そのモノマネは、普段その講師がドアを開けて教室に入ってくるところから始まり、挨拶や動作などの一連のルーティン作業を完全に再現するという内容であった。
その様子を見て、本人は苦笑いしていたのだが、周りのみんなは爆笑であった。
「完コピ」していたのである。
その生徒さん曰く、
「3年間、一番近くでずっと見てたからね」
とのことであった。
賢い生徒は「流さない」。
常に物事を「観察」している。
一見、平凡な物事の中にも「何かを発見する」。
この少年もそうだ。☟
勿論、高橋少年の場合は、凄すぎて参考にならない部分があるかもしれない。
とはいえ、我々凡人もこういった姿勢に学ぶべき点はあるだろう。
先ずは「完コピ」しろ!
という話をした中3の授業であった。
0コメント