中1・中2の北辰テスト

3月7日(日)に北辰テストが行われる。

結論としては受けた方が良いだろう。

北辰テストは地頭測定器であると、私自身が考えていることは以前述べた。☟

勉強に限らず、何か物事を向上させるには、まず現状を正確に把握することが何よりも大切だ。

そのための物差しとして北辰テストは役に立つ。

何も対策をしていない状況ならば、自分の現在の地頭力を知ることが出来るだろう。

(本当は複数回受けなければ正確さに欠けるが)


そして、ここからの話がまた重要なのだが、勉強が苦手な生徒さんの中には、こういった本当の実力が分かってしまうテストを受けることを極度に嫌う生徒さんがいる。

現実を突きつけられるのが嫌で、仮に結果が出たとしてもその結果をそのまま受け止めることが出来ない生徒さんもいる。

その結果を無かったことにしようとする。

(これは生徒さんだけの話ではなく、保護者の方にも当てはまると思う…)


更に、次回からはその「結果が生じない」ようにする。

つまり、最初から受けないという選択をする。


これは北辰テストの個票に載っていることなのだが、北辰テストには、

「受験者平均点」と「全県平均点」というものがある。

「受験者平均点」というのは、実際に試験を受けた生徒の平均点であり、「全県平均点」とは、仮に埼玉県内の生徒全員が北辰テストを受験した場合の「想定平均点」である。

そして、この「全県平均点」は実際の平均点よりも低く設定されている。


要するに北辰図書も上位層と下位層では、下位層の方が試験を受けたがらない傾向があるということを知っているのである。

(実際、私自身、試験当日に「行かない」生徒や、よくわからない理由でそもそも最初から受験したがらない生徒さんを見たことがある。)


こういった話は、いささか極端に聞こえるかもしれないが、この「結果を受け止めない」「結果を無かったことにする」「最初から結果が生じないようにする」という悪夢のメンタリティ3連発の萌芽を助長するようなことはしない方が良い。


とにかく結果から目を逸らさないことから全てが始まるのだ。

現状を知ることが出来れば万々歳なのである。


…と思っていたら、似たような内容の動画がお薦めに出てきたので貼っておく。☟


Fさんの動画も貼っておこう。☟

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