北辰テストの全解説をしてみた(7月)

本来なら、北辰テストを解いてみた感想を先にアップしておきたかったところだったのだが、1日が24時間であるという制約から断念してまとめて書いてみることとした。

(ちなみに、第1回(6月)の北辰テストの結果は以下の通りです。☟)

早速、数学から見ていく。

まず、今回の北辰テストの数学を解いてみた感想だが、解きやすい問題と解き難い問題の差が激しかったように感じた。

とはいえ、ミスをしなければ70点は取れるという構成はいつも通り。

細かく言うと、大問1の (11) ② 、大問2の (4) 、大問4 (1) (2) (3) あたりが少し解き難い問題となっており、大問3の関数 (2) はなかなか歯ごたえのある問題となっていた。

例年だと、関数の問題は夏以前と夏以降で上位層の正答率が変わるのだが、今回の問題は夏以降に出題されたとしても苦戦する生徒が上位層にも多そうな問題ではあった。


大問2の (4) 数列の問題は、等差数列をマスターしていれば問題なく対応できる問題だったので、中学受験経験者には馴染みのある問題だったかもしれない。

上記の問題以外は本当に基本的な問題だったので、今回60点に満たなかった生徒はシッカリと基礎を固める必要性があるだろう。(計算ミスも含めた上での話です)


数学以外の教科は、特に然したる感想もない。(笑)

英語の難易度が若干上がっただろうか?

(本当に微増というレベルではあるが)

理科は前回と比べて解きやすい問題が増えたイメージだ。

(所謂「難問」と呼べる問題がなかった)

国語はかなり簡単だったというのが率直な感想だ。

平均点も上がりそうな予感がする。

社会は、2問だけ正答率が下がりそうな問題が出題されていた。

「コシャマインの乱」と「多賀城」である。

(まあ、この2つも生徒に配っている年表には入れてあるので、ベラボーに難しいという訳ではないが…)



うちの生徒の出来はといえば、

数学は普通。

英語も普通。

理科は若干低め。

社会はまあまあ。

国語もまあまあ。

といったところだった。


今の段階では、点数が云々というよりも、自分が出来ていない部分を洗い出して弱点の補強につなげるということが重要だ。

北辰図書から解答解説が送られてきたタイミングで、数学と英語は解き直しをさせてみようと思う。(あと、理科も)


予想偏差値は以下の通り。

(前回、まあまあの精度で予想できていたので、今回もそれなりの精度にはなるであろう。ちなみに前回の予想はこちらです。☟)

3科偏差値(予想)

66.6~64.2
64.5~62.1
62.8~60.2
61.2~58.5
60.7~58.0
59.4~56.7
57.6~54.8


5科偏差値(予想)

66.8~64.2
63.8~61.6
63.2~60.9
61.1~58.7
60.1~57.7
58.9~56.4
55.6~53.2


本日の全解説に参加しなかった2名の生徒は前回の北辰テストで偏差値58あたりの生徒だ。

今回の北辰テスト対策は若干厚めに出来たので、前回よりも取れそうな気はする。

(まあ、わからないが…)

よって、以前に書いた目標である

「偏差値50以下を撲滅する!」

という目標は今回に限って言えば、達成できたであろう。

「塾内平均偏差値60以上!」

という目標は、ギリギリ達成できたかどうか?といったところだ。

(まあ、何にせよ9月からが本番ですが)

今回は、数学の基本問題などでまだまだ取りこぼしがあったので、まだまだ上を目指せそうな予感はする。

とは言え、定期テストの感触を見る限り、まだ予断を許さない状況であることには変わりはないであろう。



定期テストといえば、気になっていることがあるので、次回以降、それについて書いてみようと思う。

「過去問の使い回し」に関してなのだが、植竹中や泰平中では(恐らく宮原中でも?)、どうやら過去の試験問題と全く同じ問題が使いまわされているようだ。

数学なら「せめて数字くらいは変えて出題してくれよ」とは思うのだが、それも含めて私の考えをつらつらと書いてみたいと思う。

(いつになるかは未定です…)

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