当塾の北辰テスト&定期テスト対策に関して

ここ数回、北辰テスト対策の結果をブログにアップしている。

ただ、ホームページを見ても、当塾が何をやっているのか?外からではよくわからないらしい。

先日、入塾して頂いた生徒さんの親御さんも、「日曜日にも塾があるそうですね。」と仰っており、どのようなスケジュールで北辰テストや定期テストの対策を行っているのか?が良くわからなかったらしい。

確かに、ホームページには、

「土日を使って北辰テストや定期テストの対策を行う場合があります」

としか書いていない。


改めて説明させて頂くと、北辰テスト対策は、部活のない土日の

午前9:30~12:30

午後1:30~6:00

というスケジュールで行っている。

基本的に、午前中に5科目の問題を解いてもらい(リスニングも含む)、休憩を挟んで、午後に全員が解き終わるのを待って、5教科の解説をするという感じだ。

(とはいえ、これは絶対ではない。前回は、数学だけを前日に配り事前に問題を解いてきてもらった。また、全く違う内容とスケジュールで行うこともある)


解説方法

リスニング

リスニングは英語の試験とは別に独立して行っている。

まず問題を解いてもらい、その場でプリントアウトした台本を見ながら聞き直しをして、1問1問答え合わせを行っている。昨今のハイスピード化に対処するため、通常の1.25倍~1.1倍のスピードで聞かせている。


数学

大問1の計算問題は、数学が一番苦手な生徒に答えを言ってもらい、間違っていた問題を一緒に計算するという手法を採っている。

大問1の最後の文字式の利用の問題は、不正解だった中堅レベルの生徒を指しながら解説をするというスタンスだ。

これは、大問2以降も同じだ。

関数や図形の問題にしても、自力では解けなかったが、解けるようになってもらいたい生徒を指しながら解説をするというスタンスだ。


国語

まず、本文全体を貫く対比構造がある場合などは、大枠をとらえて情報を軽く整理する。

その後、設問への対処の仕方を中心に解説を行っている。

具体的には、傍線部に指示語が含まれている場合の対処法や、語数制限に合わせてどのように本文をまとめればよいか?、空所補充問題の解き方、本文の内容一致問題ならば、選択肢を切りながら本文の対応箇所と照らし合わせる、といった感じだ。


当塾では、国語の通常授業は7月以降になるので、中3の3月~6月は、この北辰テスト対策を通じて、国語の読解問題の演習を行うことになる。

とはいえ、北辰の読解問題は、長さはあるが聞かれていることは至ってシンプルだ。


「国語力」とは、「聞かれたことに対して適切に答える力」そのもののことであり、それは私が普段の授業で生徒に最も意識させていることだ。

こちらの発問に対してしっかりと答える訓練を日頃からしていれば、北辰レベルの読解問題で、特段困ることはない。

寧ろ、普段こちらの発問に適切に答えられていない生徒は、北辰の読解問題の正答率も低い。

相関性があることは明白だ。

「何を聞かれているか?」が把握できれば、後は設問処理の方法論になるので、そういった方法を採っている。

ちなみに、古文は全文を読みながら解説していく。

大した手間ではないので。


英語

こちらが全文を読みつつ、適宜、生徒を指名して解説を行っている。

本文とのパラフレーズ(言い換え)や、空所補充問題の考え方などは、設問に出てきたその都度解説を行うようにしている。

私は品詞や文法用語を使って解説を施すタイプだ。

勿論、生徒の様子を見ながらレベル調整を行い、様々な角度から解説を行う。

生徒の脳ミソに直接知識を刻印するイメージで授業をしている。

(どういうイメージ…?)

かなり傲慢に聞こえるかもしれないが、中学生に英語を教えるということにおいて、私の右に出る人間はそうそういないと自負している。

(本当に傲慢な勘違い野郎ですね。でも本当のことなので、こっそりこの過疎ブログに書いておきます…)

北辰テストや、埼玉県の問題に関しても同様だ。

私以上に…(以下自粛


理科

ここが、若干変則的になる場合があるところだ。

基本的には、大問1から解説を行い、関連事項を生徒にツッコミながら解説を施していく。

…のだが、北辰の理科は、実施回や年度を跨いで横断的に単元を絞って集中的に演習と解説を行った方が、レベルの高い生徒にとっては効果的だ。

実際、去年のうちのトップの生徒は、入塾当初は理科が苦手だと言っていたが、上記の方法で演習をした結果、偏差値が63から73に跳ね上がった。

(まあ、上記の方法と言っても何のことだかわからないかもしれませんが、要するに「電流」なら、その単元の北辰の過去問を集中的に演習及び解説をするといった感じです。)

というのも、北辰テストの考察問題は、かなりパターンが絞られており、過去の出題パターンをまずは全て網羅することが、得点アップに直結するからだ。

北辰テストで、まだ出題されていない考察パターンは、公立の過去問で補えばよい。

社会

北辰の社会に関しては、その問題を解き、解説をすること自体に意味があるのではなく、その周辺情報を整理し覚え直すことに意味がある。

よって、授業スタイルは、忘れていそうな生徒に集中砲火を浴びせるというスタイルとなる。

他の生徒が指されている時に、少しでも気を抜いている生徒がいたら、その生徒にも質問を投げかけるといった感じだろうか。

これは、他の科目でも同様であるが…。


…と書いたところで、再度強調しておきたいのは☝、

理社の解説は必ず読まなければならないということだ。

北辰の解説は、作問者と解答作成者が同じなので、解説に書いてあることは、取りも直さず作問者が重要だと考えていることである。

これをシッカリと読まないなどと言う選択肢はない。

「ない」というか、理社の解説を読まない生徒は、自ら成績を上げるチャンスをドブに捨てており、もったいないお化けに憑りつかれて、一生除霊出来ないレベルの呪いをかけられているかもしれない生徒かもしれないということだ。

「もったいないお化け」はわかる人にはわかると思います…。懐かしい…。

(ちなみに、私はオカルト系の話は一切信じておりませんのでご安心ください。…何が?)



大体、このような感じで北辰テスト対策を行っているのだが、定期テスト対策も時間帯はほぼ同じである。

費用は一切かかりません。

というか、こちらが何をするにしても、通常の授業料以外は一切頂きません。


ただ、無料だからといって、欠席をする生徒は基本的に当塾に向いておりません。

この北辰テスト対策で、重要な話をすることも多々ありますし、長時間勉強をすることが嫌ならば、他の塾を選択することを強くお薦めします。

蒼進塾(そうしんじゅく)~さいたま市~真剣に努力する姿勢を育む

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