今日(と言っても昨日ですが)、小学生の授業で比例を扱ったのだが、少し苦戦していた。
表から情報を読み取ることや、文章から数量の関係性を読み取ることが少し難しかったようだ。
まあ、類題を解いているうちに出来るようにはなったのだが、入塾してから初めての躓きだったので、精神的に少し負荷がかかったような状態になったようだ。
若干、集中力が低下した様子が見て取れた。
自分がスッと理解できない時に、どのような態度をとるのかは、「学力」を左右する重要なファクターだ。
そこで、気になることが一つあった。
実は、以前にもあったのだが、どうも間違えることを嫌がってしまっている生徒がいる。
隣の生徒の「答え」をチラチラと確認してしまっている。
まあ、別にテストをしているわけではないのでいいのだが、頭の中で情報が処理しきれず、何をどのように答えればよいのかが理解できていない様子だ。
それで「不安」になって、隣の子の様子を探ってしまう。
軽い「偵察」といったところだろうか。(笑)
今後は、自分が理解出来ないことに対して、どのように向き合っていくべきかといったことも踏まえながら指導をしていく必要があるだろう。
まあ、そんなに堅苦しい言葉は使いませんが。
そして「教師の心得」と、こんな話☟を思い出したのであった。
また、別の話として気になったのが、中3生の年号テストである。
私が作った小テストは、単に年号を書くだけでなく、関連語句や時代区分も併せて書くようになっている。
こんな感じだ。☟
こういったテストをする際に、年号のケタを間違えてしまう生徒が散見される。
例えば、894年を1894年と書いてしまうような例だ。
生徒に聞くと、「語呂合わせを間違えて覚えちゃって…」と言うのである。
1000年ズレるってあり得ないことなのだが。。。
また、同様のケースとして、
「一番右端の時代区分が一番難しい」と言う生徒もいる。
私から言わせると、それは一番簡単なのだが。。。
要するに、情報を結び付けて考えることが出来ていないのである。☟
こういった「思考の癖」を直すのは一苦労ではあるが、そこを改善しない限り飛躍的なブレイクスルーは起こらない。
まだまだこれからですな。
0コメント