昨日、新中1生の2回目の体験授業を行った。
前回の授業で正負の計算が完璧に出来ており、方程式の計算も既にくもんでやってあるとのことだったので、うちの生徒と揃って1次方程式の文章題の演習を行った。
面談で文章題が苦手だとの話を伺っていたので丁度よかったのではないかと思う。
文章題に入る前に少し複雑な1次方程式の計算に取り組んでもらたのだが、少し苦戦していた。
どうやら計算する際に、項を意識できていなかったらしい。
計算において「項を意識する」ことが大切であることは以前にも述べたが、その点を指摘し解き方を示すと最後の問題まで何とかクリアすることが出来たようだ。
その際、感心したのが丸付けの仕方だ。
1問解く毎に答えと解法を丁寧に確認していた。
未知の単元や難しい事柄を学習する際には丸付けをこまめに、出来れば1問1問するべきであるということは何度も述べてきた。☟
実はうちの生徒は未だにこまめに丸付けが出来ていない生徒が多い。
大問が終わってから、もしくは1ページが終わってから丸付けをしている場面が目立つ。
しかし、この体験生の生徒さんは、こちらが何も言わなくても1問問題を解く毎に丸付けをしていた。
(ちなみに、英語の時間も全く同じであった。昨日は「英語の語順(文型)」を取り扱ったので本人も知らないことが多かったのであろう。1つ英文を組み立てる毎に解答をシッカリとチェックしていた。)
率直な感想を言わせて頂くと、これが普通だと思う。
というか、マトモな神経をしていれば、1問解くたびに自分の解法と答えが気になるのは当然であろう。
この生徒さんが入塾してくれるかは定かではないが、このような姿勢を貫く限りどこに行っても大丈夫であろう。
(ちなみに、丸付けに関してはこちらの記事☟も参照ください。かなり過激な内容が書いてありますが…(^^;)
その後、1次方程式の文章題の演習を行ったのだが、苦手というだけあって少し苦戦する場面も見られた。
文章題においては、式を立てた後でも「その式の意味」を意識しながら計算をすることが重要だ。
そういった意識を持つことが出来れば、苦手を克服できるのではないかと思う。
ちなみに、丸付けに関して少々過激なことを書いてしまいましたが、非常に残念なことに、うちの塾ではこまめに丸付けを出来ている生徒はまだまだ少ないのが現状だ。
それだけでなくその精度や姿勢にも問題がある。
先日夜中に、宿題のチェックをしていたら「全部丸」などという生徒もいた。
(ちゃんと答えは「あって」ましたね。これが何を意味してるかはお分かり頂けると思います)
ハッキリ言ってあり得ないことだ。
そこら辺は、今後修正していかなければならないだろう。
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