学校選択問題対策(とICU対策)として、ここ1か月間、うちのエースさんと前学年1位さんには、英語の大学受験用の長文読解問題集を使って演習してもらっている。
(本来ならもう一人やってもよい生徒がいたのだが、いつの間にかやらないことになってしまっている…)
幸い2人ともガンガン進んでくれているので、当初予定していた量は全てこなすことが出来た。
今は延長戦といったところだ。
英語は精読した既知の文章を完璧にスラスラ読んで他人に解説できるレベルまで習熟するという手法が、オーソドックスだが一番力の着く勉強法だと思う。
大学入試用の参考書を選んでいる理由は2つあって、
① 学校選択問題の英文がやや難しいこと(あくまでも「やや」ですが)
② 単純に、1文1文の文構造をシッカリ解説してくれている中学生用の参考書が存在しない
という2点だ。
まあ、以前にも述べた通り☟、私は大学受験時に苦労しないような「本物の基礎力」を養ってあげたいと考えているので、その意味からも当然の選択となる。
精読の際には、品詞や文法用語の知識が不可欠となるが、そういった「物事を抽象化して整理する」という勉強法を、英語だけでなく他の教科にも当てはめながら演習を重ねていくことが、「本物の基礎力」を養う唯一の手段だ。
そのための授業であり発問なのだが、先日、中2の授業で気掛かりな場面がありました。
私の「 in , on , at , with とかって、まとめて何て言うんだっけ? 品詞は何?」
という発問に対して、
答えられる生徒が一人もいなかったという…。
うーむ。
これはイカン。
生徒には、
「あなたの名前は何ですか?」
と同じくらいのレベルの質問だと言っておきましたが(まあ、実際には「普通」の中学生には若干ハードルの高い質問なのですが)、こういった「通常、問題としては聞かれないこと」を記憶に留めていられるかどうかは、成績を伸ばす上で非常に大きな要素となってくるということは、今までも繰り返し述べてきました☟。
今後、こういった点を修正していけるかどうかが来年のカギとなってくるかと思われます。
ちなみに、来年の中1生も、こういった「抽象化」といった部分ではまだまだ鍛えなければならない様子ですね。
そこら辺は、うちのエースさんもまだちょっと心許ない部分はありますが…(^_^;)
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