土曜・日曜と北辰テスト対策を行った。
…とはいえ、午後からしか来られない生徒がいるなど、塾全体として「勉強する」というモードに、残念ながら突入出来ていない。
土曜日は、全体として5科と3科の偏差値を出すまでには至らなかった。
よって、日曜日に行った北辰テスト対策の結果を載せておく。
3科偏差値
67.5
66.8
61.3
59.5
58.6
54.4
5科偏差値
67.9
66.6
60.1
58.3
56.7
以上
ちなみに、現時点では、中3生は8名在籍している。
…のだが、状況次第では、今後どうなるかは分からない。
先日、中3生の申し込みをお断りさせて頂いたという記事を書いたが☟、もしかしたら中3に空きが出来るかもしれない。
この時期からの途中入塾となると、恐らく偏差値60以上でなければついてくるのは極めて難しいとは思いますが、ご興味のある方はご連絡頂ければ幸いです。
…と、よくわからない宣伝をさせて頂いたところで本題に入ると、今年度に立てた全体的な今年の中3の目標 ☟ は何とかクリア出来そうな気配は漂ってきた。
まず、諸処の事情から全く勉強が出来ない状況に陥っていた生徒さんは、完全に復調することが出来た。
成績としてはかなり悲惨な状況になってしまっていたのだが、今後は安定してくるだろう。
新中3の今後の目標として、
偏差値70以上2名
偏差値65前後3名
偏差値60前後3名
…を掲げたのだが、
まず、「偏差値70以上2名」のうち1名は、まだ部活で県大会への出場が決まり、まだ部活が終わっていない状況だ。
…とはいえ、その生徒さんに関してはあまり心配していない。
理社が非常に強く、英数も安定している(特に英語)。
早晩、目標を達成できるであろう。
真ん中の「偏差値65前後3名」に関しては、2名に関しては全く問題ないと感じているのだが(…とはいえ、そのうちの1名に関しては、私生活の充実を図るタイプの生徒さんなので、もしかしたら少し苦戦するかもしれない…)、もう1名に関しては非常に苦戦している。
地頭の良さに疑いの余地はないのだが、これまで培ってきた「勉強法」に問題があり過ぎる。
とにかく、頭を使いたがらない。
解説を読まないのは勿論のこと(…これは本来あり得ないことなんですけどね…)、そもそも「読む」という行為を「視野の中に入れる」ことだと勘違いしてしまっている。
問題文すらまともに読もうとしないこともザラにある。
能力的な問題でないと言い切れる理由は、たとえば、私がホワイトボードを使って解説をすると、少し複雑な話でも理解できるからである。
また、国語の定期テストでは、ほぼノー勉でも80点を下回ることは無い。
(これは本来あってはならないことなのですが、とにかく時間を確保することが出来ない生徒さんなので、必然的に勉強時間に制限がかかってしまうという現象が頻繁に起きる)
現在、絶賛「改造中」なのだが、こういった「性格的」な問題は、年単位でしか改善できない場合が多い。
「質」も然ることながら、「量」としても、少なくとも平日に最低4~5時間は勉強したいところではあるのだが、相変わらず、学校から帰ってきた直後の2時間を有効に活用できていない。
まだまだ勉強時間を確保できるはずだ。
(…というか、確保しなければならない)
今後、どうなるかは未知数だ。
最後に「偏差値60前後3名」に関しては、イケルとも言えるし、ドウナルノダロウカ?とも言える。
…とはいえ、偏差値40台前半で2年の冬に途中入塾してくれた生徒さんに関しては、目標を達成できるのではないかと感じている。
(元々、スピードにも問題を抱えていたのだが、最近かなり改善されてきた。打てば響くというタイプの生徒さんではないが、反復をしながら少しずつではあるが確実に前進してきている。今回の北辰テストでは、まず偏差値50を超えることは間違いがない。…とはいえ、スケジュールがエグイことで定評のある吹奏楽部に所属している生徒さんなので、夏に勉強時間を確保することは難しいであろう…)
寧ろ、問題は残りの2名かもしれない…。
まあ、ポテンシャルはあるので大丈夫だとは思うが、まだまだ精神的に甘さが残っている。
そのうちの1名に関しては、勉強に対する姿勢が以前よりは大分良くなったのだが、あくまでも「その生徒の中では」という話だ。
入試は相対的なモノなので、他者と比較した時に優れた結果を残すことが出来るか?が勝負となる。
単純な「勉強時間」で負けているようでは話にならない。
「量」を確保したうえで「質」を高めていくのが常道だ。
ここら辺の意識は、人生観とも関わってくる話なので、塾として出来ることは限られてくるとも言えるのだが…。
まあ、手応えが無いかと言われれば、手応えはある!と言っておきましょう。
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