先週から、中2では「一次関数」、中1では「一次方程式」の単元に入った。
言うまでもなく、「一次関数」は勉強が苦手な生徒さんにとっての鬼門だ。
…なのだが、最初3名ほどが躓きを見せてはいたものの、2回目の授業の段階で少し盛り返しを見せてくれた。
前回のブログで言及した「非常に勉強が苦手な生徒さん」は、まだ少し戸惑っているようだが、完全にドロップアウトした訳ではない。
まあ、時間をかけて対応していくことにする。
(ただ、1名の生徒さんが2回目の授業時にいなかったことは気懸かりではある…。実は現在、英語でもガッツリと不定詞・動名詞という最重要且つ重たい単元の演習を行っており、そちらでも、少々遅れをとってしまっているという状況だ…。ウーム…。どうしたものか…。先日は、理科の化学式で少し苦戦しており、色々と質問をしてくれた。冷静に考えてみれば、中間テストの時に、理科の「炭酸ナトリウムの熱分解」をガッツリ解説演習した時にもいなかったのであった…。根本的な理解がスッポリ抜けてしまっているようだ。どこかでたっぷりと時間をとらなければならないであろう…)
中1では、一次方程式の2回目の授業を行った。
私個人としては、「等式の性質」が何よりも重要だと考えているのだが、まずは「移項」をスムーズに行えるようにするべく、生徒さんが問題を解く様子を一つ一つ確認しながら見て回り修正を施していった。
…のだが、かなり苦戦している生徒さんがおりました…(-_-;)
一次方程式の初回の授業となった前回は、等号(=)の書き方を中々「真似」出来ない生徒さんがいた。
これは「等号(=)をそろえて書く」という形式的な話ではなく、「左辺」と「右辺」が等価であるという根本的なイメージが湧いていないことが原因の一端にあると思われる。
このイメージがないと、数式を扱う際におかしなことをしてしまうことに繋がってしまう。
昨日の授業で「移項」のイメージは徐々に掴めてきたようではあるが、まだまだもっと多くの演習量が必要だ。
そういえば、植竹中の中1の中間テストの結果が判明したらしいのだが(「らしい」と書いたのは、全員が個表を持ってくるのを忘れたからです…)、470点で植竹中の学年10番台を取った生徒さんがいた。
嬉しい驚きである。
勿論、普段からしっかりと勉強してくれている生徒さんではあるし、知識の定着度も中々のものである。
ただ、本人も言っていたのだが、入塾当初は、所謂「勉強が得意」というタイプの生徒さんではなかったという印象だ。
やはり、小学校の頃から指導できるというメリットは計り知れないものがあると痛感した。
もう少し早くから入塾して頂いている生徒さんも、現在の中3・中2の生徒さんに比べて良い成績を収めることが出来ている。
こういった現象が起こる頻度も圧倒的に少ない。☟
「最高」の結果といえるわけではないが、生徒さんの理解力を高められるような「刺激」を与え続けていきたい。
ところで、上記のブログの記事を読み返してみると、私自身かなり本音の部分をさらけ出していたようだ。
(まあ、一応一線は超えないように配慮しているつもりでしたが…)
実は、ここら辺の記事に書いてあることを今でも実践していきたいと考えている。☟
今年の中3は、現状においてぬるま湯体質にどっぷりとつかっている生徒さんもいるのだが、どのタイミングでそういった認識を改める選択を迫るべきか…。
早いに越したことはない。
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