4月の北辰テストが返ってきた。
ちなみに、3月の北辰テストの結果はこちらです。☟
北辰3科偏差値
67.6
65.2
64.6
62.5
59.4
57.6
53.5
49.1
北辰5科偏差値
67.5
64.6
63.2
62.2
58.6
56.0
54.4
49.1
塾内平均偏差値
3科 59.9
5科 59.5
以上
自己採点との乖離が見られる生徒さんが複数名いる。☟
実は、かなり低めに偏差値を算出していた部分はある。
しかし、現在当塾トップの生徒さんはほぼ正確な数字をはじき出している。
自己採点がシッカリ出来ないということは、取りも直さず、自分の行動やアウトプットを客観的に見ることが出来ていないということを意味している。
それではセルフチェックが出来ない。
当然、自己修正も出来ない。
今回、2番手の生徒さんに関しては、自己採点と実際の結果との乖離が激しい。
実は、上の記事で私が「衝撃を受けた」と書いた生徒さんの一人だ。
普段も、こちらの指示を聞けずに違う問題を解いていたり、問題文を読まずにトンチンカンなことをした挙句、オカシイと感じたら途中で解答を確認すれば良いにもかかわらず、何の確認もしないまま時間を無駄にしてしまったり…、といったことがよくある生徒さんだ。
(本来ならば「1人だけ」と書きたいところだが、こういった生徒さんが複数名いるのが非常に残念なところだ…)
…とはいえ、非常に素直な生徒さんでもあることも事実だ。
だからこそ、成績が上がっているのである。
(散々ディスっておいて何言ってんだこの人は…、と思われるかもしれませんが、問題点を列挙することと、「ディスる」ことは別の話であるというのが私の考え方です。問題点を認識出来なければ、解決策を講じることも出来ませんから)
この生徒さんには、普段から私がその生徒さんに接する際の行動原理を説明している。
その生徒さんを指名する際の基準や、ある言葉を投げかけた際の意図などをなるべく説明するようにしている。
「とにかく褒める」という風潮が世の中に定着して久しいが、そんなことだけをしていて成績が上がるほど甘くはない。
(本当にそれだけで成績が上がるのであれば、私もそうしますが…)
気になる生徒さんは他にも複数いるのだが、日を改めて記事に起こすこととする。
(ちなみに、今回、当塾で最下位になってしまった生徒さんが、上記のブログで「作文を白紙で出した」生徒さんなのだが、点数は確実に上がっている。今回、数学が偏差値50から66に上がった。点数ベースで見ても26点上がっている。今回は国語で凄まじい点数を叩き出してしまったので、3科・5科ともに奮わなかったが、点数の面だけでなく、出来ることが着実に増えて言っているという印象だ。個人的にはあまり心配はしていない。)
また、とある事情から、全く勉強をすることが出来ない状況に陥ってしまっていた生徒さんがいたのだが、どうやら、そうした状況を脱してくれたようだ。
表情も明るさを取り戻してきた。
このまま、平穏な状況が続くことを願っている。
最後に、一つ言及しておかなければならない生徒さんがいる。
実は、当塾には浦和一女に合格すること(受験することではない)が既定路線になっている生徒さんがいるのだが、今回は少々沈んでしまっている。
原因は明白だ。
休みが多いことがネックになってしまっている。
例えば、私は英語の教科書の英文を解説する際に、様々な視点から解説を加える。
そうした解説は、残念ながら、ある一定以上の能力や意思を有した生徒さんにしか届かないものだ。
当然、その生徒さんには、そういった「能力」や「意思」が備わっている。
しかし、その場にいない…。
仮に、あるPROGRAMの「文法問題」や「英作文」が、「同じ様に」出来ていたとしても、その中身には違いがある。
何度も書くが、「問題が解けている」ことと、「本当に理解している」ということは同義ではないのだ。
恐らく、一女には受かるであろう。
しかし、現状において様々な綻びが見え始めていることもまた事実だ。
全く持って勿体無い話だ。
(…と、こんな呑気なことを書いている場合ではないのであろう。当塾にとって大ダメージとなる未来が待ち構えている可能性は十分にあるのだから…)
ちなみに、上記の自己採点の記事で、「今回は数学と理科が簡単だった」と書いた。
今回は、塾平均として数学の平均偏差値が61.0と最も高かった。
最高偏差値も71.0を叩き出してくれた。
(ちなみに、英語の塾内平均偏差値は59.9というなんとも微妙なものだった。リスニングで落とした生徒さんが多かったようだ。今回は全く対策をしていなので、まあ、そんなものだろうという感じだろうか。ただ、やはり、途中入塾の生徒さんは英語が根本的に弱く、妙な「型」が付いてしまっているために修正も効き辛いという状況だ。)
実は、数学の偏差値65以下を駆逐するための問題集を作っているのだが、その問題集を全てやってくれた生徒さんがシッカリ結果を出してくれたという訳だ。
(前回の偏差値61から10アップ)
今年の中3は、こういった「ドンドン進めておいてね」と言われた時に適切に反応できる生徒さんが少ない。
正直、現時点での勉強量としては、散々嘆いていた去年の中3と変わらないか、下手をすればそれ以下だ。☟
なんだかんだで、去年は「怒る」ということが出来る学年であった。
私にとって、「怒る」ということは「足りない部分を本音で指摘する」という行為に他ならない。
しかし、今年の学年はそうもいかない生徒さんが多い。
(女の子の割合が多いということも一因だ)
私自身、危機感を持った方が良さそうだ。
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