本日は正月早々、理社の演習を行った。
いつも解説をしていて思うのだが、本当に「情報の繋がり」をどうしても意識出来ない生徒がいる。
情報を「編み込む」ことが出来ない。
情報の「網」が構築されない。
これでは情報が「すり抜けて」落ちていくだけだ。☟
何かヒントを見つけて共通項を見出し物事を関連付けて考えようという萌芽がなかなか育ってこない。
そういう力は小学生の方が強いと感じる。
「アァー!それって〇〇ってことですか!?」
「あぁー!それって、〇〇と同じですよね!?」
という言葉がポンポン出てくるのだ。
そういったチャレンジ精神というか、間違いを恐れず果敢にアウトプットする姿勢は、殊に知識の習得という面においては、得にこそなれ損になろうはずがない。
ある情報を他の情報と比較してみようという心意気は非常に大切だ。
そうこうしているうちに、その情報にはいろいろなタグが付く。
様々なタグで紐づけされた情報は必ずどこかに引っかかって忘れたくても忘れなくなるものだ。
頭の使い方とは、意識の持ち方に他ならない。
(勿論、大前提として他に比較できる知識を一切蓄積出来ていない場合は、また話が変わってきますが…。うちの生徒さんにも暗記がかなり苦手な生徒さんがいるので何とも言えない部分はあります…)
今日はそんなことを感じながら理社の解説をしていた。
0コメント