本日の授業

今日(と言っても昨日ですが)の小5の授業で、国語の読解問題を解かせていて感じたのだが、指示語の指し示す内容の読み取り方などの基礎からしっかりと指導した方が良さそうだ。

教科書内容からは少し離れることになるが、長期的に見れば、明らかにその方がメリットが大きい。

中学生も同じなのだが、国語に関しては、教科書に沿って学習したとしてもほとんど何の力もつかない。

(まあ、漢字が書けるようになるくらいですかね)

少し遠回りになっても、あらゆる文章に対応できるような土台を作っておくことが、小学生のうちにやっておくべきことであろう。


以前書いた通り☟、読解力に関しては、日々のやり取りで鍛えられる「聞かれたことに適切に答える力」が最も重要な要素の一つである、というのが私の持論だ。

その意味では、今の小学生の生徒は、ここ1か月の間にかなり成長してくれた。


小学生は、ここ数回の授業で角度を扱っているのだが、授業内で十分な問題演習を出来ない単元を宿題として出してしまっている。

これはあまり良いことではない。

という訳で、次回の小学生の授業では、授業時間をフルに使って角度の演習をする予定だ。

そこで、復習と共に定着を図りたいと思う。



また、中2で「資料の分析」の応用問題を扱ったのだが、意外にも良く出来ていた。

まだオカシナことをする場面も見られるが、地頭の良さの片鱗を見せてくれたという感じだ。

実は前回、気が抜けた様子で思考停止を起こしながら授業を受けていた生徒を軽く叱責したのだが、今回はしっかりと考えながら問題演習にあたってくれた。


ある一定以上の問題演習においては、地頭の良さもさることながら「意志」の持つ力も大きい。

そういった問題に取り組む「意志の強さ」も身に着けて行って欲しいと思う。

(まあ、私がよく書く「根性」とはこの力に他ならないわけであり、最も鍛えるのが難しいものでもあるわけですが…)



そういえば、月曜日の中3の授業で、平方根の応用の復習(3~4回目)を行ったのだが、ようやくピンときた生徒もいたようだ。

まあ、ここは整数問題と絡むと厄介な分野なので、根気強さが必要な単元ではある。

通常、地頭偏差値60以下の生徒は太刀打ちできない分野なのだが、うちの塾ではなるべく全員を拾っていきたいと考えているので、余程のことがない限りは「やらなくていい問題」という設定はしないつもりだ。

ここら辺は、塾として去年から大きく前進した部分の一つだろう。


(ちなみに、「地頭偏差値60以上」というのは、今テキトーに考えた造語ですが、定期テスト400点以上、もしくは学年順位上位20%以上の生徒といったところです。実際には、400点では上位20%に入ることは難しいと思いますが、自力で400点を取ることが出来る生徒は、それなりのポテンシャルを持っているのは間違いないと思います。)

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