小学生がいい感じになってきた。
こちらの話を集中して聞いてくれている。
一安心といったところであろうか。
ところで、中2の授業をしていて感じたのだが、やはり「聞く力」がないと成績は上がらない。
「聞く力」は他者の話を聞き、それを理解して次のアクションに繋げる力だ。
「作業化」した勉強法で対処できるのは定期テストまでだ。
よく「中間期末テストでは点数が通れるんですが、北辰テストだと点数が取れなくて…」と言うセリフを言う生徒がいる。
端的に言えば、そういう勉強しかしていないからだろう。
単純に能力的な問題から、他人の話を「聞けない」状態の生徒もいるが、定期テストで350点程度の点数を取れるのであれば、少なくとも「普通の日本語が理解できない」レベルの生徒ではないはずだ。
それでも「人の話を聞けない」のであれば、それは単に「意思」の問題だということになる。
当塾では、そういった部分から直していきたいと考えている。
なぜなら、成績アップに必要不可欠だからだ。
また、「聞く力」は「読解力」と密接な関係にある。
「聞く力」を耳から入ってきた情報を処理する能力だとすると、「読解力」は文字で読んだ情報を処理する能力だということが出来る。
勿論、「読解力」は「語彙力」に依拠する部分や、文章を構造的に把握する能力も必要とするので、ハードルが少し上がる。
しかし、根本とするところは同じだ。
「読解力」は「聞く力」の延長線上にあるといえるだろう。
従って、日々の授業でのやり取りが何よりも大切だと考えている。
0コメント