北辰テスト対策として、北辰テストの過去問を解かせてみた。
そして、5教科すべてに解説を施した。
北辰テストは問題を解いて、その中身をしっかり分析したうえで解説をし、更にそれをキッチリ聞かせなければ意味がない。
問題を解いて丸付けをして、偏差値を出して喜んでいるだけならば、無意味であるどころか有害ですらある。
何の勉強にもなっていないにもかかわらず、長時間問題を解いただけで勉強した気分になってしまうからだ。
至極当たり前のことなのだが、そこら辺のことを理解していない輩が多すぎる。
結果は大体予想通りと言ったところだろうか。
以前、(私が)秘かに大台を狙っている生徒がいるという話を書いたが、今回の偏差値では3科で偏差値70を超える生徒が出てくれた。
幸先の良いスタートと言えるだろう。
とはいえ、何の当てにもならない数字なので、参考程度にとどめておくことにする。
今回は7名が受けて、そのうちの1名は途中で帰ってしまったので、結果が判明しているのは6名だけだ。
結果は以下の通り。
3科偏差値
70.0
63.9
62.4
55.5
54.5
44.8
5科偏差値
65.5
62.9
61.8
56.9
55.3
45.8
※上位3名のうちの1名は、かなり時間がかかっていたので実際に試験会場で受験したらもっと低い数字が出るであろう。今回は、全て解き切った上で解説をシッカリと聞くということがメインなので時間制限は設けていない。今はその時期ではないので。
今日受けていないあとの3名は、一番下に1人、真ん中らへんに2人といったところだろうか。
とはいえ、真ん中の2人は少し事情が違う。
恐らく、入塾したばかりで英語で苦戦するであろうが、総合力で何とかなるかもしれないという生徒が1名。
(しかし、クラブチームで土日が来られないそうなので、成績を上げるのは2学期後半になるかもしれない)
ポテンシャルでは劣るが、中2の2学期の終盤から入塾してくれたので、私の授業を長く受けている分、若干のアドバンテージがあるかもしれないという生徒が1名。
今回の北辰テスト対策での一番の収穫は、生徒の意識が少し高まったことだろうか。
自分で実際に偏差値を出してみて、自分の現在地を知り、少しテンションが上がったようだ。
私の解説を聞く姿勢も悪くはなかった。
かなり長時間になってしまったのだが、皆集中して解説を聞いてくれた。
なぜか社会が難しかったという声が多かったのだが、そこら辺は全く心配していない。
寧ろ、理科が異常に簡単だったにもかかわらず、あまり芳しくなかったところが気になる。
リスニングでは、昨今のスピード増に対応すべく、1.25倍のスピードで演習を行ってみたが、聞いてみた感じだと丁度良い塩梅だったように思う。
これから2週間ハイペースで演習を繰り返していきたい。
6月1日の北辰テストが終われば、すぐに定期テスト対策に取り掛からなければならないので、しばらくのんびりしている暇はなさそうだ。
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