いよいよ大詰めになってきた

来週早々に、私立の本番がある。

付属系高校の受験は、実力のみで合否が決まるので個人的には好きなのだが、その分不確定な要素も増える。

事前準備でのレベル設定を標準値に持ってきた場合、当日の問題の難易度の誤差によっては対応が難しくなることもあり得るからだ。

ある程度の準備が出来たと思える生徒がいる一方で、少し分が悪いと思える生徒もいる。

ただ、分が悪いと感じている生徒も、合格最低点を上回れる可能性は高まりつつある。

それこそ、

Chances favor prepared minds.

「運で受かるだけの実力はつけておけ」

だ。☟

最終コーナーを曲がるときに競り合った状態で、初めて「運」を使うことが出来る。

そこまで喰らい付いていけていなければ、そもそも「運」は使いようがない。

短い期間ではあったが、そこら辺までは持ってくることが出来た。

後は、実力を出し切ってくれることを願うのみだ。



一方において、公立受験組はまだまだやれることがある。

最近、うちのエースさんの元気がない。

周りから色々言われたり、実力テストの結果が芳しくなかったりで、精神的にダメージを受けているらしい。

(まあ、その「周り」に私も含まれているのかもしれませんが…)


個人的には、過度に不安になったりすることはあまり良いことだとは思いませんが(要するに自分の現在地が把握できていないということなので)、実際に不安になっている生徒に不安になるなといっても意味がありません。


解決策はただ一つで、少しでも実力をつけてあげること。

現在、うちのエースさんは「得点力」の面で不足している感は否めない部分はあるが、残り3週間でどこまでいけるかはわかりませんが、やれるだけのことはやります。

1年目から、なぜか付属系私立の指導をすることになり、そちらにもリソースを割かなければならなかったことも影響しているのかもしれません。

元来、私は授業において、クラスの中間層をたたいて底上げすることで上位陣を刺激し、さらには下の層も引き上げるという手法を採る場合が多いのだが、最近はエースさんに集中砲火を浴びせるようにしている。

自分一人で勉強する際にも、自分自身にツッコミをいれながら勉強してもらいたいし、そうしなければならない。

そのためには、こちらがひたすら実践してあげるのが一番であろう。


恐らく、一女の合格最低ラインは、おおよそ370点 ±10点といったところであろうか。

(まあ、色々なところで様々な情報が錯綜していますが、埼玉県の全体分析のパーセンタイルや得点開示者の合格平均などを見ても妥当な数字かと思われます。)


学校選択問題以降の一女の合格者平均点は、大体

英語75 数学60 国語80 社会85 理科80

といった感じになっている。

(あくまでも「合格者平均」ですので、最低点はもう少し下がります)


あとは、120点分の評定平均以外の内申点が意外に重要になってくる。

ここはブラックボックス化されていて、外部からは評価基準を知るすべはない。

しかし、一女は部活動などを非常に重要視している高校なので、そこら辺に積極的に参加してきた生徒には加点がされることは間違いがない。

(まあ、勉強と部活の両立は本当に大変なので、評価されて当然だとは思います)


今現在、一番乖離があるのが英語なので、残り3週間弱で、徹底的に強化していきたい。

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