第7回北辰テスト(12月)の学校選択問題が返ってきた。
2人しか受験していないのだが、結果は以下の通り。
5科偏差値 71.7
64.0
3科偏差値 71.6
62.3
単科
英語
74点 偏差値 73
39点 偏差値 58
数学
48点 偏差値 65
36点 偏差値 59
ちなみに、共通問題の結果はこちら ☟ です。
まあ、この結果は予想の範囲内だと言っていいだろう。
まず、前学年1位さんは「英語はまあまあ読めた」「でも時間が足りなかった」と言っていたので、大体70点台くらいで、偏差値は70越えかな?とは思っていた。
ほぼ予想通り。
数学では、共通問題同様、全受験者正答率が8割越えの問題を2問、6割越えの問題を2問それぞれ落としていた。
昨日、私立の過去問を解かせていた時にも、単なる転記ミスが見受けられ、本人も「こういうのが本当に多いんです…😢」と言っていた。
数学で計算ミスを防ぐためには、「項を意識すること」「予め答えの数字に当たりをつけておくこと」が重要なのだが、単なる転記ミスの場合、後者がより重要となるということを本人には伝えた。
ただ、この数週間でかなり負荷のかかる計算を含む問題を重点的に解かせているので、計算力自体は上がってきていると思う。
一方、うちのエースさんは、通常の共通問題の最初の国語からパニクッていたようなので、学校選択問題を解くころには、完全に頭がボーとしていたようである。
「学校選択問題の数学はマジでヤバかった!」「20点くらい!」と宣っていたので。
ただ、「問題文をキチンと読んでいなかった!」というセリフは、もうそろそろ卒業する時期に入ってきたかな?とは思う。
全てのテストに「~を読んで質問に答えなさい」と書いてあるわけですから、それをキチンと読まないというのは最初から質問に答える気がないのと一緒です。(マジで)
私の性格上、集団授業だと、どうしても「伸ばしたい生徒=中堅どころの生徒」に集中砲火を浴びせるというスタイルになるので、相対的に出来のいい生徒はあまり指さないという現象が起きる。
幸いなことに、私に指されることを嫌がっているような生徒は現状ではいないので(授業中に指されることを嫌がる生徒はまず伸びません)、安心してあまり出来ていない生徒をガンガン指しているのだが、本来ならば、うちのエースさんにもガンガンツッコミを入れていきたいところではある。
なんだか微妙な表情をしているときには、その都度確認している。
やはり一番重要なのは、「こちらの発問に対して適切に答える」ということなので。
そういった「集中力」と「アンテナ機能」は、これからも日々鍛えていきたいと考えている。
前回の北辰が終わってから20日ほど経っているが、英語、数学共に成長はしていると思う。
英語は今、大学入試の超基礎レベルの長文を解かせているのだが、単語を覚えるということだけに囚われずに、文構造をしっかり捉えることを意識して勉強してもらいたいと思う(し、そう伝えている)。
学校選択問題では、品詞や文型を手掛かりにして文構造をとらえる力や、段落内での文と文の関係やパラフレーズをもとに設問を解く力が必要となる。
そこら辺をどこまで詰め切れるかが勝負の分かれ目だ。
最後に今回の英数のデータを載せておく。
今回の女子の学校選択問題受験者数5186人中、
英語の女子の1位は93点で1名のみ。
89点が2位でこれも1名のみで、81点で21位、71点で150位、61点で511位、51点で1454位となっていた。
ちなみに、74点は91位で、5186人中の上位2.1%
一方、数学の女子の1位は78点で1名のみ。
71点でも10位、61点で143位、51点で668位、41点で1864位となっている。
数学に関しては、埼玉県の最初の学校選択問題と同様、平均点付近に固まって差がつかないテストとなってしまったようだ。
取りこぼしは致命傷となる可能性が高くなるので、取れる問題を確実にとりきることが重要となってくるだろう。
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