生徒が何かを「覚える」ときに、そのプロセスで2つのタイプにわかれます。
① 「覚える」べき情報の関連問題に出くわしたとき、その都度確認しているうちに、いつのまにか「覚えて」しまっているタイプの生徒。
これは、下記のように言い換えることが出来ます。
① そもそも「暗記」の量を減らしたいと考えている生徒。つまり、共通項(類似点)を見つけて、情報を整理し、グループ分けしてから「覚える」タイプの生徒。
② とりあえず、片っ端から覚えようとする生徒。
②のタイプの生徒は、「共通項」が「見えない」のか、「見ようとしていない」のか、どちらかなのですが、いずれにしても様々な問題を抱えています。
(こういった生徒は、普段の日常生活の中で見聞きしている情報も無視している可能性が高いですね。)
当面の対処法としては、とりあえず、自分でインプットの時間を設けることですね。
紙に書くなり、声に出すなりして、「暗記」する時間を設け、その後、問題演習をする。
しかし、根本的な解決策としては、思考停止を起こさずに、常に物事の「共通項(類似点)」を見つけ、抽象化する意識を持つということしかありません。
これは、応用問題を解く上でも、必要不可欠な資質でもあります。
因みに、大学入試になったときに、こういった資質が備わっていなければ、痛い目にあいます。
「大学合格」という結果だけを求めるのなら、AOか指定校推薦で進学することを考えた方が良いでしょう。
それ以前の問題として、言われたページをただこなすだけで、勉強した気分になってしまっている場合もあります。残念ながら、当塾にもそのような生徒はいます。そのような場合は、私の目の前でやってもらうしかないのですが、なかなかそうもいかないようです。
勉強が苦手な生徒が、勉強を始めたばかりの頃にはこのような状況がしばしば見られますが、能力的な問題ではなく、精神的な問題である場合、より根が深い問題だと言えます。
1年目なので、ここら辺は割り切ってやるしかないと考えていますが…。
「権威主義」と「人生に対する当事者意識の欠如」が色濃く見て取れるとき、生徒の成長を阻害する見えない壁の存在を感じます。
0コメント