2週間ほど前の話になるのだが、3学期の学年末対策として塾生に塾で勉強してもらっていたときに、
「この問題なんですけど、まだイマイチ理解しきれてないので、もう一回説明してもらえませんか?」
と言ってきた生徒さんがいた。
そう言われたとき、非常に嬉しく感じたと同時に、「ああ、本当に賢い生徒さんなんだな」とも感じた。
実際、その生徒さんは習い事で非常に忙しい生徒さんなのだが、こちらの説明を一回聴いただけで、大体のことは出来るようになるなという印象の生徒さんなのである。
(「印象」という少しぼやけた表現を使っているのは、入塾して頂いたのが最近なので、どこまで地頭がいいのか?はまだ未知数な部分があるからだ…)
なぜこの質問が強く印象に残ったのかというと、「自分が何を理解できていて、何が理解出来ていないのか?」ということをシッカリと把握しながら勉強できている生徒さんは非常に希少だからだ。
実際、このタイプの質問が出来る生徒さんは、ここで書いた初年度にICUHに合格した生徒さんを含めて、この塾を始めてからは片手で数えられるくらいしか記憶にない。☟
単なる「覚えている」「覚えていない」だけではなく、「理解の深度」まで意識出来るというのは、それだけでも一つの才能と言えるだろう。
当塾を選んでもらえて非常に幸運である。
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