ぼちぼち新学年の単元に入り始めた。
新中2では、数学の多項式の計算に入り、来週(もしくは再来週)あたりから「式の計算の利用」に入れるのではないかと思う。
英語は、まずは文法を固めてから、こちらも来週あたりから教科書を進めていけそうだ。
新中3生も、本日(と言っても昨日ですが)、乗法公式に入った。
1回目にしてはマズマズだったのではないだろうか。
ただ、今年の中3生には、「勉強とか成績とかあんまりどうでもイイ!」と明確に考えている生徒さんもおり(ちなみに、常にニコニコしている一緒にいるとこちらまで幸せな気分になってくるような生徒さんで、奇をてらって斜に構えるような部分は微塵もないタイプだ)、どこまで勉強の強度を上げていけるのか?未知数な部分はある。
私は「お客さん」を作らない主義なので、そこまでして勉強をしたくないと考えている生徒さんには別の選択肢を勧めるようにしている。
勉強があまり得意でない生徒さんにとって、1回の授業を飛ばすということがどれほど深刻なダメージを与えるか?を理解していない人がたまにいる。
私は、
① 授業での解説 & 演習
② 宿題での演習
③ 次の授業での演習
というサイクルを大切にしている。
(まあ、誰もがそうだとは思いますが…)
①の「授業での解説」の時点で、勉強が苦手な生徒さんへツッコミを入れつつ一緒に問題を解いていき、その後「演習」に入るという流れだ。
この時点で同じ内容を2回繰り返すことになる。
(この段階での重要ポイントは、私の「ツッコミ」だろうか。やはり自学自習では意識出来ない強調ポイントがあるので、勉強が苦手な生徒さんほど重要になってくるのは間違いがない)
その後、②の宿題をこなしてもらうことによって定着を図り、③の次の授業で確認 & 再度の押し込みという流れになる。
(また、その後、学校でも同じ単元を繰り返すことになる)
エビングハウスの忘却曲線の例☟を持ち出すまでもなく、時間差での復習&押し込みは、勉強における生命線だ。
このサイクルを蔑ろにすることは、勉強が苦手な生徒さんにとっては大きなダメージであり、そう簡単に「逆転」「追い越し」をする道はないと考えている。
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