去年の成績を振り返ってみる(2022年9月)

昨日の中3の授業で、入試本番まで残り半年ほどであることを告げた。

(正確に言えば、入試本番は、来月の7月の北辰テストから始まる。こちらも何度か生徒達に告げてきたことではあるが、大変残念なことに、今年の中3生は全く実感が湧いていない様子だ。入試本番まで残り半年に至った段階で「受験生」と呼べる生徒が存在していないことは、偏に私の力不足なのだろう)


夏休みからアクセル全開で勉強するには、現時点において、勉強に対する耐性が身についていなければならない。

何の準備もせずにいきなりフルマラソンをそれなりのスピードで走り切るのは不可能だろう。


今年は4月から本当に何もしていない。

「用事」「習い事」「その他」で日々多忙な生活を送っている生徒さんしかいないからだ。

まともに勉強に打ち込む時間を確保出来ていない。


思えば、去年も「勉強時間が足りていない」とボヤいてばかりであったのだが、流石に全員が全員そういった状況ではなかった。

本気で勉強をしていない層が与える影響は残念ながらある。

当塾は小さな塾なので、尚更だ。

とはいえ、あまりにも他人の影響を受けるというのもどうかとは思うが…。




…と、一通り愚痴を書いたところで本題である去年の成績を振り返ってみることにする。

去年は、7月の北辰テストを最後に更新が止まったので、その続きから振り返る。

2022年9月の北辰テスト第4回の結果だ。


ちなみに、その前回の成績(2022年7月)の成績は以下の通りであった。☟

2022年北辰第4回(9月)

3科偏差値

70.3
64.6
62.9
61.4
55.7
55.0
50.7


5科偏差値

70.8
63.5
62.2
60.8
59.8 
53.0
51.9
51.8


塾内平均

3科 60.1

5科 58.6


…という結果であった。

よく見て頂ければわかるが、実はこの時点で7名になっている。

ちなみに、去年は最終的に女子塾と化してしまった…。

(まあ、もともと男子は2名だったのですが…)


去年は、とある出来事で8月の時点でいったん塾を閉めるという決断をしたのだが、内容が内容だけに、直接関係のある保護者の方にのみ詳細を説明させて頂いていた。

その件と利害関係のある中1・中2生には内容をボカシながら説明したのだが、中3生には生徒にも保護者の方にも内容は一切告げず、ただ「塾を閉める」という事実だけをご報告させて頂く形をとった。


実は、保護者の方の関係性から、私が何らかの処置をとれば、こういった流れになるであろうことは予測で来ていたので、ずっと躊躇していた側面があったのだ。

ただ、非常に頭のよい生徒さんだったので、どこに行っても大丈夫であろうことも分かりきっていたことでもあった。

(ちなみに、8月末での退塾だったので記載はしていないが、送られてきた個表から結果は把握している。やはり地頭No.1の称号は伊達ではない結果であったのではなかろうか)


去年それよりも問題であったのは、上記の9月の北辰テストの結果を見ても分かる通り、この段階において、「本気で」勉強できていない生徒さんが複数名いたことだ。

勿論、全員が綺麗な上昇曲線を描くことは中々困難ではあるが、勉強をしたなりの「上がり方」というものがある。

スピードがないのであれば、その分「時間」を確保しなければならないのであるが、それが徹底できなかった。

私の指導力不足や、コロナの影響もあるが、元々受験を「ゆるく」考えていた結果だと思われる。


翻って、今年はかなり「ゆるい」生徒さんが多いのだが、「本気で」勉強する気がないのであれば、何らかの対応策を取るつもりだ。

蒼進塾(そうしんじゅく)~さいたま市~真剣に努力する姿勢を育む

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