先日の日曜日に行った北辰テスト対策の結果を載せておく。
今回も土曜日と同じく6名の結果だ。
結果は以下の通り
5科偏差値
70.0
65.7
63.4
61.7
61.4
59.6
3科偏差値
67.2
65.9
63.2
63.0
62.7
60.0
以上
部活その他で、理社の演習量が足りていない生徒さんは、まだまだ5科が弱い。
理社は勉強量がそのまま成績に反映される部分が大きいので、今後理社の成績が伸び悩むということは、取りも直さず、単なる「勉強不足」である。
【まあ、大変難しい問題を抱えている生徒さんもいますが…(^_^;) 。 そこら辺は時間をかけて「解きほぐし中」というか、他のバイパスを通すべく「工事中」といいますか、いずれにしても現在奮闘中であるのだが、少なくとも「点数的には」改善がみられている。
今「点数的には」と書いたが、そこがミソで、「普通」の塾さんであれば、
「偏差値が上がってます! エッヘン!」
と、本人にも保護者の方にも鼻高々で報告するのであろう。
しかし、当塾は「普通」の塾ではない。
「数字」上での偏差値が上がろうが、根本的な問題を抱えたままである限り、本番の入試で大きなしっぺ返しを喰らう可能性がある。
あくまでも「北辰テスト」は「北辰テスト」でしかなく、「入試本番」とは異質なものだ。
その問題の発生源を見つけ出し改善することで、「入試本番」に耐えうる実力をつけさせることに主眼を置いている。
現状において、私から見て問題を抱えている限り、点数や偏差値がどうであろうと、その問題点の改善に努めていくつもりだ。
私は、その生徒さんのMAXを引き出すことしか考えていないのだから。】
当塾は優秀な生徒さんだけを集めて運営している塾ではない。
通って下さっている生徒さんは、至って「普通」の生徒さん達だ。
今年、偏差値70以上を叩き出してくれている生徒さんも、ベラボーに頭が良いか?と言われれば、そんなことはない。
(なんだか失礼な物言いかもしれませんが、本人としても「自分は天才!」と思っているタイプではないとは思います…。…と信じたい…)
そんな中で、ある程度の結果を残せている理由は、比較的長い時間、同じ生徒さんの勉強を見させて頂いているからに他ならない。
最低、1年半は欲しいところだ。
(まあ、世の中にはそんなハンデを軽々と乗り越えてしまう地頭の良さを持った生徒さんもいらっしゃいますが…)
ちなみに、現時点で、今年の中3生が7名となった。
ここで述べている生徒さんを失う結果となった。☟
普通に生きているだけで一女に合格できるレベルの生徒さんだったので、「実績」として考えれば、大きな痛手であることは疑いの余地はない。
とはいえ「異常に休みが多い」というのは、塾全体の雰囲気にも関わる重大な問題だ。
私自身の不徳の致すところとはいえ(自業自得とはまさにこのことだろう)、塾にとっても、その生徒さんにとってもこれで良かったのではないかと思っている。
今からでも十分に入試本番に間に合うであろう。
(一生懸命頑張っている生徒さんを見ると、なんだか切なさを感じさせられることもなくはありませんが、世の中とはそういった側面を多分に含んだものであることもまた事実だ。
私としては、全力で努力する生徒さんをサポートするのみである。)
0コメント