すっかり遅くなってしまったが、11月の北辰テストの結果を載せておく。
ちなみに10月の北辰テストの結果はこちらです。☟
結果は以下の通り
3科偏差値
( )内の数字は、9月以降の上位2回の平均偏差値
65.4(66.8)
58.2(60.8)
57.2(61.1)
56.4(60.1)
54.0(45.8/44.7)
最後の生徒さんは入塾前の6月7月の北辰偏差値
5科偏差値
61.1(66.8)
59.1(60.1)
58.2(60.8)
56.7(61.1)
55.2(45.8/44.7)
最後の生徒さんは入塾前の6月7月の北辰偏差値
以上
あまり良い成績とは言えないが、実は去年と比べてもそれほど低いということはない。
ただ、去年と全く違う点は、現時点における勉強量が圧倒的に少ないということだ。
ほとんど勉強していないと言っても過言ではない。
以前書いたことがあるのだが、私は生徒が一番伸びるのは冬だと思っている。
受験を強烈に意識した状態で迎える冬は、生徒の集中力が否応なしに増す。
ただ、それはこれまでの「助走期間」があっての話だ。
生徒にも話したのだが、何の準備も無しにいきなりフルマラソンを走りきることは出来ない。
受験が目前に近づいてきたからといって、いきなりスパートをかけられるかと言えば、答えはノーだ。
これまでの努力の積み重ねが「勉強体力」の土台となって長時間の演習に意味を持たせ、知識の吸収や理解の大きな一助となる。
しかし、今年はそういったものがほぼない。
うちの生徒は未だにのんびりと過ごしている。
(受験は相対的なものだ。「本人なりに」努力するというのはあまり意味がない。ある一定レベル以上の学校を受験する限り、越えなければならない基準というものがある)
偏に私の指導力不足のなせる業であろう。
情けない話だ。
また、今回は自己採点との乖離が激しかった生徒さんがいた。
まともにセルフチェックが出来ないのは致命傷になり得る。
(…というか現実問題として致命傷になりかけている…)
今回のケースでは、自己採点よりもかなり上の結果が返ってきたのだが、そういう問題ではない。
自分が何をどのように思考し、書くべきなのか?
…といった根本的で内在的な問いかけがほとんど存在していないということを意味している。
普段からそういった傾向が見られるのであるが、そういった「思考の癖」(というか、無思考?)が少し複雑な問題を考える際の強烈な足枷になってしまっていることが見て取れる。
(決して頭が悪い生徒さんではない。それどころかスペックは高いものを持っているハズだ…)
生半可なことでは変わりそうもないので、どうしたものかと未だに頭を悩ませているところだ。
今の時期にこんなことで頭を悩ませているということ自体が異例中の異例である。
しかし、この部分が治らない限り結果は火を見るより明らかだ。
どうするか…。
話題を変えて、中2の北辰テストの結果を載せておく。
今回は@Homeということもあり2名しか受けていない。
結果は以下の通り
中2
3科偏差値
69.2
53.7
5科偏差値
67.5
53.2
以上
こちらはこちらで、ハイパーインフレを起こしているといった印象だ。
上位の生徒さんは前回も偏差値60を超えてはいたのだが、少し出来すぎといったところだろうか。
恐らく、3月の北辰テストでは前回のレベルにまで戻ることが予想される。
ただ、今回の北辰テストの結果で自信をつけてくれれば良いのではないかと思っている。
しっかりと努力の出来る生徒さんなので、自ずと結果は付いてくるだろう。
ちなみに、前回の結果はこんな感じであった。☟
一方、今回初めて北辰テストを受けた生徒さんは、出発点としてはこんな感じかな?といったところだ。
こちらの生徒さんの場合は、如何にして勉強に真剣に取り組むことが出来るかといった部分が大きな課題としてある。
傍から見ている限り、徐々に集中して勉強が出来るようになってきているといった感じだろうか。
目標設定をシッカリとして継続的な努力を促していきたい。
0コメント