7月の北辰テストが返ってきた。
ちなみに、6月の北辰テストの結果はこちらです。☟
7月の北辰テストの結果は、以下の通り。
3科偏差値
62.8
60.7
59.8
57.6
5科偏差値
59.6
57.5
57.2
59.4
塾内平均偏差値
5科 60.2
5科 58.4
以上
正直、この学年で平均偏差値が60を超えるとは思わなかった。
嬉しい誤算だ。
今回、5教科の偏差値が60を超える生徒がいなかったのは、塾としてはかなりアレだが、元々の学力と勉強時間を考えれば、現時点では致し方のない部分もある。
7月の北辰テストに関しては、土日の北辰テスト対策に加え、通常授業を北辰テスト対策に充て、数学と英語を中心に演習を行っていた。
(本来ならば、部活が終わった段階でエンジン全開で行きたいところだったのであるが、そもそもこの記事を書いている7月末の時点で部活が終わっていない生徒さんや、習い事のために平日の夜がほとんど潰れてしまっている生徒さんもいる…。その両方という猛者もいるが…)
そんな中で、英語で80点を超える生徒さんが2名いた。
そのうちの1名は、今までもずっと80点を超えていたのだが、今回、初めて北辰テストの英語で80点を超えた生徒さんが出てきたのは、単純に喜ばしいことだ。
実は、北辰テスト対策をしている段階で、「間違え方」が良くなってきていると感じていた。
この「間違え方」というのは非常に大切で、ハッキリ言って、私にとっては点数よりも重要である。
具体的に言うと、空所補充問題に入る「品詞」を間違えることがなくなってきたことであるとか、英問英答問題の「代名詞」の受けや、省略表現の考え方などで理解が深まってきているという印象があった。
元々、定期テストでもそれほど高い点数を取っていた生徒さんではなかったのだが、英語に関しては今後は安定して点数を取ることが出来るであろう。
塾全体を見ても、英語と数学の塾内平均偏差値がそれぞれ、61.3と62.0となり、4月の段階で、「What」や「can」や「study」といった基本的な単語も全く知らず(ちなみに、「書けない」のではなく、全く「知らない」状況でした…)、単語の意味が分かっても和訳を「組み立てる」ことが出来なかった生徒さんも、安定的に英語の偏差値50台中盤を取れるようになってきた。
また今回は、数学で78点で偏差値68をとった生徒が2名いたのだが、この2名の生徒さんの中には、ついこの間まで、1次関数の式を満足に求められなかった生徒さんも含まれている。
(「~も含まれている」と書いたのは、2年の2学期から入塾してくれている生徒さんは、1次関数の基本的な式の扱い方などはマスターしている(はず)だからなのであるが、残念ながら、応用問題までは理解できていない状況だ…。
それにしても、以前にも書いたのだが、勉強が苦手な生徒さんの1次関数に対する出来なさ加減は一体何なのであろうか…。「勉強が苦手 ≒1次関数が全く出来ない」という構図は私の中でほぼ定型化してしまっている…)
この2人は、国語(と英語)を極度に苦手としており、数学においても少し抽象的な問題を扱うのが苦手なのだが、方程式の文章題などの読み取りもかなり出来るようになってきている。
数学に関しては安定するであろう。
国語でも30点台から60点台にまで伸ばすことが出来た。
遠からず、全員3科・5科で、偏差値60を超えることが出来そうだ。
0コメント