本日(と言っても昨日ですが)、小6で「縮図の利用」の演習を行ったのだが、やはりというか苦戦している生徒が多かった。
例年、この「縮図の利用」では苦戦する生徒が多いのだが、ご多分に漏れず当塾の生徒も相当手こずっていたようだ。
途中で迷子になっている生徒が散見された…。(-_-;)
生徒が「縮図の利用」で苦戦する理由は、
「まず、状況を読みとり、」
「何が問われているのか?」
「そのためには何をしなければならないか?」
といったことを自分の頭でシッカリと考えなければならないからだ。
実はやるべきことは単純で、
「単位を揃えて」
「元に戻す(大きくする)」👈 掛け算
「縮める(小さくする)」👈 割り算
という至ってシンプルな作業だけだ。
…のだが、上で最初に書いた
「状況を読みとる」
という部分が、なかなか難しい。
単に「数字」だけを追っかけてしまうと、何をすべきなのかが見えなくなる。
本日は、授業時間を目一杯使って、問題演習を行った。
授業中になるべく多くの問題を解き、
何度も間違えて欲しかったからだ。👈ココ重要
類題を3周ほどして、少しずつ理解してくれたようだ。(…と信じたい)
次回の授業で確認してみるつもりだ。
とはいえ、この学年に関して言えば、少し前に行った「文字を使った式」の単元では、ほとんどの生徒が問題文をシッカリと読み、日本語を数式で表現することが出来ていたので、あまり心配はしていない。
今後も、こういった自分で情報を読みとらなければならない局面は少なからず存在する。
1つの工程で公式に当て嵌めるだけで解けるような問題だけでなく、自分で工程の数を意識しながら、手探りでも問題を解き進めていけるような力を養っていきたいと思う。
そのためには、まずは情報を実際に書き込んでいくことが重要だ。
実際に手で書かないと見えてこないこともある。
(まあ、藤井聡太さんのような天才なら話は別ですが…)
そういえば、中1で「時差」の問題で苦戦している生徒さんがいたので、これを貼っておこう。☟
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