先日、体験授業を受けて頂いた生徒さんの保護者の方からご連絡を頂いた。
2回目の体験授業を受けられなくなってしまったとのことだったのだが、同時に入塾して頂く運びとなった。
(まだ正式に決まったわけではないのでわかりませんが…)
お母様のお話では「教えてもらって楽しかった」とのことであった。
これは非常に有難い話だ。
「楽しさ」の基準が「友達と云々」ではなく、勉強そのものに向かっていることがわかるコメントだと思う。
今後も、こういった生徒さんに選んで頂けるような塾を目指していきたい。
一方において、正負の数の四則混合に入った生徒さんが2人いるのだが、かなり混乱していた…。(/ω\)
まあ、予想通りといえば予想通りなのだが…。
累乗のところでもかなり苦戦していたので、ゆっくりと丁寧に進めているのであるが(まあ、全く焦る必要がないので)、しばらく苦戦が続きそうだ。
とはいえ、新しく入ってくれた生徒さんの勉強の仕方がかなり良くなってきている。
こちらが何の指示も出さなくても、自分で間違えた問題の解き直しをしてくれている。
まだ途中経過のトレース方法に改善の余地はあるが、日に日に進歩している様子がわかる。
大変喜ばしいことだ。
寧ろ心配なのは、もう一方の生徒さんだ。
元々、少し勉強が苦手な印象の生徒さんなのだが、自分が間違えた時や、理解が不十分な時のリアクションの仕方が非常に気になる。
どうも自分が「理解できていない」ということを表立って認めたがらない傾向がある。
この半年間で「解ける問題の数」や「理解できる範囲」が格段に広がったことは疑いの余地がない。
ただ、もう少し自分の間違いや理解不足に対して寛容になっても良いのではないだろうか。
別の言い方をすると、自分の不完全さに真正面から向き合っても良いというか…。
現状においては、「間違い」や「理解不足」そのものが「生じていない」といった言動をとることが多いのだが、何度も述べている通り、自分の現状を把握することは、自己を改善し向上させるための極めて重要かつ不可欠な第一歩である。
様々な要因があるのであろうが、こういった精神構造を打破するための最も効果的な方法は学力の向上であるということは以前述べた通りだ。☟
(ちなみに、上記のブログの生徒さんは、今では非常に地頭の良さを感じさせてくれる存在となっている。本日も学校のテストのスケジュールの話を嬉しそうにしてくれた。先日は「割合」の単元で100点をとったと自慢してくれた(笑)。非常に嬉しい限りだ。「点数」に対するこだわりがあるのも大変良い。リンクを貼ったついでにブログの記事を読み返してみたのだが、入塾してくれた当初に苦戦していたことが噓のようである。子供の成長は凄いものだと感心させられる。)
とはいえ「学力の向上」が上手く機能しなかったときにどうするべきか?という問題が残る。より正確に言えば、保護者の方の期待値と生徒さんの学力向上の結果との間にギャップが生じてしまう場合である。たとえ、偏差値が20上がったとしても、保護者の方が考える最低ラインを超えていなければ満足して頂けない場合がある。実は、件の生徒さんとの普段のやり取りの中で漏れ聞こえてくる話から、どうもそういった雰囲気が感じとれることが多いような気がしている。将来的に難しい局面に陥ることもあるかもしれない。
まあ、当塾としては生徒さんの学力向上に全力を尽くすだけである。
生徒さんの口から前向きな言葉が溢れ出てくるくらいの変化をもたらすことが出来たら最高だ。
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