タイトル通りなのだが、新しく入ってきた生徒が未だによくわかっていないようだ。
うちの塾では「やってある風」に装うことは御法度であると。☟
(しかし、これは新しく入塾してくれた生徒だけに留まらない話ではある。特に中1生の中にはかなりアヤシイ生徒がいる…)
(ちなみに、実は上記の生徒さんが去年退塾して頂いた生徒さんです。夏期講習期間中に「家の用事」で早退や小テストを受けずに帰るということが度々ありました。そして実はそういった「家の用事」は無かったということが後に判明し、保護者様との面談の後、退塾して頂くという運びになりました。私の力不足でしょう。)
本日(といっても昨日ですが)、中1の授業で1次方程式の文章題の総復習をしたのだが、何のために問題を解いているのか理解していない生徒がいた。
勿論、「出来ない問題」を洗い出し、それらを全て「出来る」ようにするためだ。
それ以外の目的はない。
私は授業の中で「わからなかったところはない?」としょっちゅう聞くのだが、そこでわかっているふりをしてしまう生徒がいる。
これは、「自分が分かっていないことが周りにバレて恥ずかしい」という理由もあるだろう。
あるいは、「自分のせいで授業が止まってしまっては周りに迷惑がかかる」といった「他人想い」の理由なのかもしれない。
しかし、私はそういった諸々の理由も込みで、「わからないことがあったら、その場で確認するように」と生徒に指示しているのである。
極端に言えば、「何があっても分かったふりはするな」ということだ。
「嘘をついたり誤魔化したりしても成績は上がらないから」
「この塾にいる意味がないから」
「お金も時間も無駄になっちゃうから」
と入塾してくれた生徒さんには何度も話している。
「やっていない」問題を「やったことにする」などというのは論外だ。
能力や進度的にハンデを背負っている生徒にこれをやられるとキツイ。
正直、私の能力では成績を上げることが出来ない。
今回、中1の授業で新入塾生に「警告」をしたのだが、状況が改善されないようだと今後何らかの対応が必要になってくるだろう。
そして中2は中2で、違った厳しさがある…。
そんな中、中3で最近入塾してくれた生徒に地頭の良さを感じることが多い。
これは「塾あるある」なのだが、新しく入って来てくれた生徒の方が賢いというパターンである。
今まで必死に指導してきた自塾の生徒がアッサリ追い抜かれると複雑な気分になる。
まあ、まだ点数や偏差値的には抜かれていないので、一応の面目は保っているといったところだろうか。
とはいえ、そんなことは気にせずに伸びるところまで伸びていってもらいたい。
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