例えば、ハーバード大学卒業の資格が金で買えたとしても、私は買わない。
なぜなら、大学に受かり、大学で学び、大学を卒業する過程で得たモノにこそ価値があると考えているからだ。
従って、○○大学卒業といった肩書だけを欲しいとは思わない。
というか、肩書だけ立派で中身が空っぽの状態であれば、寧ろその後の人生が辛いものになるであろう。
肩書だけで能力が伴わなければ、「○○大学なのに使えない」と言われるのがオチだからだ。
要するに自分を高める努力をして獲得した様々な「力」が後の人生の武器になるということだ。
私は試験などであまり(というか全く)プレッシャーを感じない人間だったのだが、それは「結果」ではなくプロセスにおいて獲得した「知識」や「思考法」を重視していたからに他ならない。
結果は後から勝手についてくるものであり、追い求めるものではないと考えていた。
勿論、意に沿わない結果になることもあるだろうが、プロセスにおいて獲得したモノが消えることはない。
こういった発想は、勉強の仕方や、テストでの結果に対する考え方などにも影響を及ぼす。
そして、私が推薦入試にあまり魅力を感じないのは上記の事柄が絡んでいる。
まあ、より高い環境に身を置いて刺激をもらいたいという発想であれば、まずは結果を追い求めるというのもアリなのかもしれないが。
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