実は先週の土曜日に小6の生徒さんの親御さんからお問い合わせを頂いていた。
(当塾を知った経緯を聞いてみると、現在中学2年生の生徒さんから話を聞いたとのことだった。口コミで噂を広げて頂けるのは非常にありがたいことだ。感謝しなければ。)
そして本日(と言っても昨日ですが)体験授業を行わせて頂いた。
授業前の面談で、本人は「勉強が苦手だ」と話していたのだが、会話している限りにおいては、そのような印象はなかった。
そして、ここが一番重要なところなのだが、生徒さん本人の口から「勉強を頑張りたい」という言葉が出てきた。
(小6の段階でこんなことを言えるのは素直に素晴らしいことだと思います)
実際に授業をしてみると、確かにいつの間にか計算のルールが変わっている場面や、数字の扱いに慣れていない場面などが見られたが、問題に向き合う姿勢は素晴らしかった。
本日は分数の割り算を扱ったのだが、まずは基本的な計算を正確に解けるようになることが重要であろう。
一方、本日から入塾してくれた生徒さんはドンドン問題を解き進めてくれていた。
最後に「割合」の問題で非常に面白い問題があったのだが、線分図を描いてよく考えなければ正解に辿り着けない良問であった。
時間の都合上、解説が少し消化不良になってしまったので、次回再び扱ってみる予定だ。
また、先週の土曜日にうちの元エースさんが、色々と相談に来てくれたのだが、学校の勉強が大変らしい。
「進学校あるある」ではあるが、基本的に高校というところは、手取り足取り親身になって何かをしてくれる場所ではない。
(小テスト漬けにはしてくるが、これは「ついて来られる人間が伸びてくれたら万々歳」という発想だ。「やらない生徒や」「出来ない生徒」をどうにかしようという類のものではない)
そんな中で、自分に必要なことを選択してうまく立ち回ることが重要だ。
学校の数学の授業で、新型コロナの休校期間中に「勝手にやっとけ」と言われた部分がよくわからないというので、色々と参考書などを進めてみた。
家に帰って調べてみたところ『青チャート』があり、さっそくやってみたらしい。
(ちなみに、私が勧めた参考書は、『基礎問題精講』『元気が出る数学』『白チャート』『青チャート』の4つだ。時間的に余裕のある生徒ならば網羅系のチャートシリーズが良いのだが、時間が無い生徒は、『基礎問題精講』や『元気が出る』シリーズでもよいだろう)
正直、『青チャート』はレベル的に難しいかな?と思っていたのだが、実際にやってみた感想としては「使いやすい」とのことだった。
『青チャート』が「使いやすい」と言うのは頼もしい限りではあるが、一つ気になることを言っていた。
曰く「数Ⅲがなくなる」とのこと…。
「学校の先生がそう言っていた」らしい…。
なぜそのような「伝言ゲーム」が起こるのか…?
恐らく「数Ⅲ」という単語と「なくなる」という単語の間をすっ飛ばして繋げてしまったのであろうが、あまりよろしくない勘違いなのではなかろうか…。
「数Ⅲ」とは「高校3年で習う数学」という意味なので、「高校3年生」というものが日本に存在する限りは、そうそうなくならないものであろう。
もしかしたら私の聞き間違いかもしれないので、今度会った時に聞いてみようと思う。
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