小5の授業で角度のおさらい問題を解いたのだが、やはりまだまだしっくり来ていない生徒がいた。
知識を組み合わせて使う問題になると手が止まる。
…という訳で、問題を解くプロセスを自分の言葉で説明してもらった。
とはいえ、やはり中々言葉が出てこない。
図形が「見えていない」ことも考慮して、現在どの図形について話しているのか?を確認するために、まずその図形を鉛筆でなぞってもらったり、今話題になっている角度を指し示してもらったりしながら、「言語化」を試みた。
【ちなみに、この手は中学生でもよく使う。現在の中3生には図形が苦手な生徒が多かったので(というか「勉強が苦手」といったほうが適切だろうが…)、今どの角度について話しているのか?をよく尋ねたものだ。とんでもない答えが返ってくることが度々あったものだ…】
特に、二等辺三角形の頂角がわかっている図形で、一つの底角を求める問題で苦戦する生徒はなかなか手強い。
(今の中3には3名ほどいるが、そのうちの一人は定期テスト400点&偏差値60を目指すまでになっている)
三角形の内角と外角の関係と、三角形の内角の和を混同してしまう生徒もいるが、そういった間違いは、図を見ながら考えるということをしていないから起きてしまう。
そういった生徒は、こちらが図を指し示しながら問いかけているのに、「え~と…」と言いながら、なぜか宙を見て答えようとする。
そんなところに図は描いていないのにも関わらず、である。
件の生徒は、図は見てくれてはいたようだ。
ただ、「言葉で説明する」というのが難しかったらしい。
そこで、タイトルの通り少し粘ってみたという訳だ。
まあ、こういったことを地道に続けていくしかないだろう。
しばらくは、算数の土台作りを通じて、色々な能力を鍛えていきたいと考えている。
でもまあ、主語・述語や、指示語の内容などは早急に手を付けなければならないとも思っている。
次回あたりに、始めてみるつもりだ。
話は変わるが、中3生が遅くまで勉強してくれた。
…のだが、一人、若干おかしなことをしている生徒がいる。
先日の土日の演習でも、学校の数学の課題だけで丸々潰してしまっていた。
学校の課題はサッサと終わらせておくようにと、何度も言っているにもかかわらずである。
他にも気になる言動が目立つ。
少し話をしたのだが、的外れな返答をしていた。
それがそのままその生徒の認知能力を表していると言ってしまえばそうなのだろうが、他の生徒に悪影響を与えてもらっては困る。
考え方を根本的に改めてもらう必要がありそうだ。
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