昨日の日曜日に期末テスト対策として午前・午後と生徒を集めて勉強してもらった。
見ていてわかるのは、やはり集中力と学力の間には一定の相関関係があるということだ。
やはり、ある程度の成績を残せている生徒は集中力が高く、一方において、成績が振るわない生徒は集中力が低い。
面白いのは、入塾時期と集中力の間にも、ある程度の相関関係が見られたことだ。
これは、当塾が勉強の場としてキチンと機能しているという証左でもあるので、素直に嬉しい。
大半の生徒が集中して勉強しながら、わからないことや疑問に思ったことなどを質問してくれた。
そんな中、今回一番集中できていなかったのは、一番最近入塾してくれた生徒であった。
性格の問題や環境的な部分も絡んでくるので、少し時間がかかりそうな予感がする。
また、こういった「何でも質問できる状態」で勉強する際に、漢字などの「作業的」なことで時間を潰す行為はナンセンスであるのだが(気分転換にやるのは良いが)、そういったことを指摘してもピンと来ていない生徒もいた。
そもそも、自分が何が出来ていて、何が出来ていないのか?といった視点を欠いている証拠だ。
そういった生徒は、普段からセルフチェックが出来ていないことが分かる。
しかし、こういった部分も直していかなければ成績向上は望めないし、逆に言えば、学力が上がるというのは、こういった部分の認識が変わってくるということでもある。
その意味で、入塾時期と集中力の相関関係が見られたことに、ある種の喜びを感じたわけである。
今回は、中1の地理の範囲で、経度や緯度といったものが上手く理解できていない生徒がいたのだが、昨日の演習でようやく理解してくれたようだ。
(とはいえ、2名ほど怪しい生徒がいる。前述のように「作業」で時間を潰していた生徒だ)
地球儀や様々な図法で描かれた地図は、結局は同じものを違う方法で表現したものに過ぎないのだが、そういった考え方に慣れていない生徒にとっては難しく感じるようだ。
昨日、地理をやっていなかった生徒は次回に修正が必要となるであろう。
昨日、時差がよくわからないという生徒がいたので、説明をしたのだが、以前upした時差問題のリンクを貼っておく。☟
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