本日(と言っても昨日ですが)、小学校6年生のお子さんの体験授業を行った。
授業前にお話をさせて頂いた印象から、賢いお子さんなのだろうなと感じてはいたのだが、実際に授業をしてみると、予想通り賢い生徒さんだった。(なんのこっちゃ…)
計算スピードが速く、正確性も兼ね備えていた。
たまに足し算と掛け算を間違えていたのだが、それはご愛敬といったところだろうか。
それほど心配になるような間違え方はしていなかったように思う。
(ただ、計算「だけ」は速くて正確なお子さんが世の中にはいるので、これだけでは「優秀」だとは言えないが…)
分数の割り算の文章題のところで間違えていたので、復習がてらに、小5の単元である「単位量あたりの大きさ」を軽く説明したのだが、こちらの説明を聞きながら自分の間違いに気付き修正してくれていた。
いくつかの「情報」を繋ぎ合わせて考えることが出来るお子さんのようだ。
「頭がいい」証拠であろう。
純粋に、こちらが教えていて楽しい生徒さんだと感じた。
中学生は、今週から期末対策に入る。
もう少し前からやっても良かったのだが、中1・中2はコツコツと少しずつ理社を進めてはいた。
正直、中1の最初の定期テストにはあまり重要性を感じない。
というのも、勉強が苦手な生徒に話を聞くと、決まって返ってくる答えが
「中1の一番最初が一番出来てぇ~」
「その後、だんだん下がっていきましたぁ」
というものだからである。
この言葉は、果たして正確に状況を描写しているのだろうか?と毎回思う。
「何」が下がったのだろうか?
「点数」なのか?「順位」なのか?
そもそも平均点が80点を超えるようなテストで「学力」を測ることなど出来るのか?という疑問も湧く。
(これは小学校のカラーテストに関しても同様である)
寧ろ妙な成功体験をして、その後に悪影響を与えてほしくないという気もしないではない。
とはいえ、「長時間勉強することを厭わない」という素地を作っておくことは重要である。
最近、中3生の授業での様子が変わってきた。
今までは、いちいち疲れていた生徒が(この表現はかなり妙な表現ではありますが、傍から見てるとこのように表現したくなる様子なのであります)、3時間くらいの勉強時間であれば、あまり疲れた表情を見せなくなってきた。
これは「慣れ」の問題だろう。
(ちなみに、当塾では3時間以上の勉強になる時には、途中で「散歩」をしてもらう。まあ、一種のリフレッシュ法だと考えて頂きたい)
今週の土日には、午前中から塾を開けて午前・午後と勉強してもらう予定だ。
中1・中2ともに初めての体験となるが、どうなるのだろうか?
(中1生は、日曜日からの参加となる予定です)
とはいえ、日曜日には既に予定の入っている生徒さんもいる様なので、全員が揃うことはなさそうだ。
そういった生徒には、自力でやってもらうしかないのだが、中途半端にやって勉強した気分になってもらっては困る。
どうせやるなら全力で勉強してもらいたい。
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