今日、久しぶりに中1の授業で、小学生の復習として、速さの単位換算と割合を扱ってみた。
「久しぶり」とは言っても、文字の利用のところでかなり念入りに扱っていたので、3月に行った小学校の復習と合わせると、この3か月の間に3度目の演習ということになる。
結果としては私が想像していたよりも良く出来ていた。
特に、速さの単位換算は、「速さ」の定義をしっかりと考えた上で、日本文をよく読まなければ、正解に辿り着くことは出来ない。
まあ、少し心許ない生徒もいるが、おおむね良く出来ていたと思う。
割合にしても、前回扱った時はメタメタだった生徒もいたのだが、今回はそういう生徒はいなかった。
着実に進歩しているようだ。
意外だったのは、二等辺三角形や平行四辺形の角度の問題で、優秀だと思っていた生徒が基本的なことを知らなかったことだ。
実は、今ちょうど小5の授業で扱っている単元なのだが、平行四辺形の角度の性質(というか、平行線の角度の性質)や、二等辺三角形の底角と頂角の関係、三角形の内角と外角の関係、多角形の内角の和の性質、合同な図形など、実は小学校で色々と重要なことが教えられていることになっている。
「ことになっている」と書いたのは、実際にこれらのことをシッカリと理解している小学生は、ほんの握りしかいないからだ。
寧ろ、小学校の教材の方が、より本質的な部分からの誘導がついているのだが、消化不良を起こして、「よくわからないけど答えは出る」という状況に陥ってしまっているケースが圧倒的多い。
うちの塾では、そういった状況に陥らないような指導を心掛けていく。
今日はいい復習になった。
英語は、大分良くなってきたかな?と思っていたのだが、今日のPROGRAM4-2の英作文の小テストがメタメタだった。(-_-;)
しかし、ここにきてポテンシャルの違いを見せ始めてきた生徒がいる。
喜ぶべきことなのか?悲しむべきことなのか?はわからないが、やはり理解力と吸収力が圧倒的に高い。
一度やったことが、確実に身についている。
うーむ…。
とはいえ、他の生徒も負けじと喰らい付かせていくつもりだ。
トップの生徒のレベルを落とすことなく、全体の底上げをしていきたい。
そういえば、新しく入ってくれた生徒も大分馴染んできた。
(まあ、あまり他の生徒との交流はないが)
元々数学が得意な生徒さんだったので、そちらの方は近々追いつけるだろう。
英語はもう少し時間がかかりそうな感じだ。
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