北辰テストの過去問を解かせてみた(数学)

前回の授業で、宿題として北辰テストの過去問を出し、授業を丸ごと使って全解説をした。

2次方程式の計算が一通り終わっていてキリが良いということに加えて、いくつか伝えておきたい解法があったからだ。


文字式の利用に関しての問題に関する考え方と、一次関数の文字置きの基礎、そして方程式を立てて未知の値を求める問題などだ。

ちなみに、平成29年のスタート号を使ったのだが、この回は、大問1の(11)の式の証明の利用の問題がかなり解き辛かった。

そして、大問2(5)の連立方程式の文章題もなかなかややこしい問題であった。


文字式の利用の問題は、惜しくも最後に単純な計算ミスをして正解できない生徒がいたが、連立方程式の文章題は正解していた生徒が何人もいた。

(こちらも計算ミスをしていた生徒はいたが…)

なかなか凄いと思う。

特に、文字式の利用の問題は、途中の考え方で詰まってしまうレベルの問題だったので、そこをクリア出来たことは評価すべきことだと思う。


これを自力で理解出来た生徒は、1番最初に入塾してくれた生徒さんなので、重要単元が目白押しである中2の貴重な時期を、ある程度シッカリと過ごすことが出来た証拠でもある。

入塾当初は「数学が苦手だ」と言っていたが、最近そういったことを言わなくなってきた。

良い傾向だ。

英語はほぼ盤石なので全く心配していない。

(とはいえ、秘かに付属系私立の受験でも提案しようかと考えているので、もしそういう話になれば、また別の対策が必要にはなるが…)

この生徒さんに関しては、能力的には疑いようのないポテンシャルを持っていたので、前回に続いて☟、こちらの指導がこうしてある程度身になってくれていることを確認できたことは素直に嬉しい。

何度か書いているが、何の実績もない当塾に優秀なお子さんを預けて下さったことに報いなければならないと常に感じてきた。

そして、これからもそう感じ続けるであろう。

そういう風に感じさせてもらえるような生徒さんがいてくれていることに対しては、感謝の言葉しかない。

ありがとうございます。


本日の結果は以下の通りだ。

北辰テスト偏差値(数学)

71
70
64
63
62
52
52
49
48

平均偏差値は、59であった。

マズマズと言ったところだろう。

偏差値50台の生徒を、60台にまで持っていく(そして全員を50以上に持っていく)予定だ。

今年は塾内平均60以上を必ず達成したい。

(書いてしまったからには、必ず達成しなければ…)


ちなみに、下位の3人はもともと定期テストでも数学の点数が10点台だった生徒である。特にそのうちの2人は5科の得点でも学年で下位10%に入る生徒であった。つまり偏差値でいうと35未満だった生徒だ。この時点で偏差値が10以上上がっていることは付け加えておく。そもそも、全員が入塾時よりも大幅に偏差値を上げているのは間違いない。今後、更に学力をアップさせていきたい。



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