年号暗記 & 数学小テスト

本日(と言っても昨日ですが)、中3生に歴史の年号と数学の式の利用と一次方程式の小テストを行った。

歴史の年号は、今後7回に分けてテストを行っていく予定だ。

いつも歴史を覚えるには、流れをつかむことが重要であると書いているが、年号を語呂合わせで覚えることはその強力な一助となる。


私は歴史の解説をする際には時系列で説明することが多いのだが(まあ、当たり前ですね)、その時に私も語呂合わせを使いながら解説をしている。

年号を覚える際には、単なる「数字」として覚えるのではなく、前後の出来事と関連させて因果関係を意識しながら「ストーリー」として覚えることが重要だ。

そうすることによって覚えやすくなる上に、訳の分からない覚え間違いも防ぐことが出来る。

(例えば、明らかに年代がズレているなど)

本来であれば、細かい数字までは覚えなくても良いというのが私の持論だったのだが、なかなか因果関係だけで、出来事を起こった順に並び替えることが出来ない生徒が多いのも事実だ。

まあ、覚えておいて損はないだろう。

だが、単に数字の前後だけで時系列を判断するような状況に陥ってしまうのであれば、本末転倒だと云わざるを得ないのかもしれない。

何度も言うが、そういった生徒はレベルが上がった時に伸び悩む。


また、年号の小テストと一緒に数学の式に利用と1次方程式の利用の小テストも行った。

以前、理社演習の際に解かせた問題なのだが、正答率(というか理解度)がよろしくなかったので、再度、テストとして演習してみた。

「利益」の問題などは、本当に勉強が苦手な生徒にとっては「捨てる」問題であるかもしれない。

(こういった生徒が2名ほどいる。「捨て」させるか?は今後見極めていくつもりだ)

ただ、「普通」の成績を取りたいのであれば乗り越えなければならない壁だ。

前回、1度といて解いて解説をしたにもかかわらず、ただの「多項式」なのか「等式」なのか、日本語を見て区別できていない生徒もいた。

勉強が苦手な生徒によくありがちな話ではあるが、そういった生徒は、こちらの話を「聞けていない」と感じることが多い。

尚且つ、こちらに対して適切な「質問」も出来ない。


例えばこんな感じの問題であった。☟

「1個40円のミカンと1個80円のリンゴを合わせて15個買いました。リンゴをa個買った時の合計金額を文字を使って表せ。」


この問題で「等式」を立てて具体的な数字を求めようとしていた生徒がいた。

答えは、

 40(15-a)+80a

600+40a(円)

なのだが、なぜか「答え」を出そうとしていた。


事前に解答を渡し、小テストをする!と宣言しておいたにもかかわらず、である。

(しかも、前述のように1度授業で解いた問題だ。)

わからないならば、わからない部分をなるべくその場で解決する習慣を身に付けておきたい。

実は最近、この生徒は休みボケか?と思われる言動が多い。

学校の課題を「言い訳」に使ってしまっているフシもある。

ちょっと軌道修正が必要かもしれない。

期待されることをプレッシャーに感じるタイプかもしれないので、何とも言えない部分はある。

明日(というか今日ですが)、ちょっと本人と話しているつもりだ。



あと、全く関係ない話なのだが、大変面白い(というか学ぶことの多い)動画だったのでリンクを貼っておく。☟

野球に全く興味がない人が見ても楽しめる内容だと思う。

是非見てみてください。

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