本日、小学5年生の生徒さんの体験授業を行わせて頂いた。
時間の都合上、事前面談は1名の生徒さんのみ行わせて頂いたのだが、しっかりしたお子さんだという第一印象を受けた。
とはいえ、お母様と本人が言うには、国語が苦手だとのこと。
どうやら、聞かれたことに対して適切に答えられない側面があるらしく、国語力に不安を感じているらしい。
面談の時の受け答えはキチンとできていたので、授業になった時にどのような様子になるのか?をしっかりと見極める必要があるだろう。
…と考えながら体験授業に臨んだわけだが、結論から言うと「なるほど」と妙に納得してしまった。
確かに「情報をつなぐ」力が若干弱いと感じた。
今日は、小数点の移動と10倍・100倍、×10・×100 など(若しくは、÷10・÷100)の関係性や、数字を組み合わせて最小の数や最大の数を作り出すといった単元を扱った。
前の問題が次の問題のヒントになっている場合が多かったのだが、それに気付かず間違いを犯してしまう場面が散見された。
情報に「連続性」を持たせて「推測」する、もしくは問題を解く前に仮説を立てて「予測」するという意識をあまり持てていない様子であった。
(とはいえ、これはほとんどの生徒がそうである。うちの中3生であれば、今のところ約1名を除いてほぼ全滅というのが現状だ…。なんだか書いてて悲しくなってきた…😢)
こういった力を養うには、長いスパンで考える必要がある。
入塾して頂けるかは定かではないが、当塾が掲げている指導方針に合致した悩みとも言えるだろう。
また、前回まで体積の問題で苦戦していた生徒が壁を一つ突破してくれたようだ。
立体を分割して正確に情報を整理して計量するという作業がなかなか出来なかったのだが、本日の授業でスラスラとける解けるようになった。👍
一安心といったところだろうか。
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