中3生の公立入試がいよいよ近づいてきた。
当塾から、公立を受験する生徒は6人と確定した。
受験校は、
浦和一女
春日部女子
伊奈学園総合
伊奈学園総合
大宮南
浦和東
となった。
各自頑張って勉強してくれているようだ。
なかには、年表の語呂合わせを覚えてくれている生徒もいる。
並び替え問題は、論理的に解ける問題がほとんどであるが、年号を覚えておけば有利には違いない。
埼玉県の社会は出題傾向、内容ともに非常に安定しており、戦後史や国連関連の用語が必ず出される。
昨年は、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)が出題され、追試でユニセフとワルシャワ条約機構が出題された。
こういった出るところが分かっている知識に関しては、最後にしっかりと確認しておきたい。
また、中2もいよいよ学年末が近づいている。
昨日は、新しく入ってくれた生徒が一番遅くまで残って勉強してくれた。
非常に頼もしい限りだ。
なんだか、その生徒を見ていると、馬力がある感じが中3の生徒に印象が被る。
ただ、弱点も似ていそうな雰囲気もある…。
この時期から入塾してもらったメリットを活かしていきたいと考えている。
大学入試のお薦め参考書の記事はもう少しお待ち下さい…。
まとまった時間が取れ次第書きますので。
ざっくり、フライングで書くと、
英語
文法
『ネクステ』(桐原書店)
(正直、網羅文法系は何でもいいと思います。全部理解して頭に入っていれば。)
英語が苦手な普通の高校生は『全解説入試頻出英語標準問題1100―文法・語法・イディオム・会話表現の総整理』(桐原書店)から始めると良いのではないでしょうか。
またレベルは若干上がりますが『読むための英文法ーむずかしい英文も読める』(駿台)や『今井の英文法教室』(東進)も面白いです。
網羅系を終わらせたら『英文法ファイナル問題集』(桐原書店)や『英文法・語法最終チェック問題集』(旺文社)などをやればよいと思います。
何にしても文法は、しっかりと「理解する」ことが重要ですね。
英語構文
『大学受験のための英文熟考』(旺文社)(上・下)
または『基礎英文解釈の技術100』(桐原書店)や『英文解釈の技術100』(桐原書店)でも良いです。
英文を構造的に捉えるということが重要です。
英語が苦手な普通の高校生は、『英文読解入門 基本はここだ!』(代ゼミ)から始めてもよいかもしれません。
英作文
『英作文 ハイパートレーニング 和文英訳編』(桐原書店)
著者の大矢復さんの参考書は非常に良いものが多いが、この参考書も例外ではない。
英作文を学ぶというだけでなく、英語と日本語の違いを理解し正しく運用する力をつけることが出来る。
網羅系の英文法問題集をやった後に、アウトプット用として使えば効果的だ。
英語長文
『横山雅彦の英語長文がロジカルに読める本』(3部作)
個人的には『~客観問題の解法編』と『~記述問題の解法編』が非常に良いと思っている。
世の中に英語長文の参考書や問題集は数あれど、段落内での文と文の関係、段落と段落の関係にしっかりと焦点を当て、且つ論理的に説明している参考書は他にない。
(登木さんの実況中継シリーズ2部作もあるが、少しとっつき難い)
以前は、語学春秋社から実況中継シリーズとして出されていたのだが、現在はKADOKAWAから出版されている。
amazonで見ると、中古しかないようだが(しかも超高額)、いつの間にか絶版になったのだろうか?
本屋に行けばあるのかもしれません。
amazon のレビューにアンチが湧いているようだが、良い本であることは間違いない。
ただし、この本はあくまでも英語の文章を読み問題を解く上での「参考書」的な位置づけだ。
数をこなすために
『頻出問題集の決定版!出る!出た!英語長文』シリーズ(河合塾)
『合格へ導く英語長文Rise 読解演習』シリーズ(Z会)
『大学入試 全レベル問題集 英語長文』シリーズ(旺文社)
などで量をこなす必要がある。
この中でも『頻出問題集の決定版!出る!出た!英語長文』シリーズは近年改定され内容が非常に良くなった。解説も詳しく非常にお薦め。
あとはド定番の『やっておきたい英語長文』シリーズ(河合塾)でもよいだろう。
ただ『やっておきたい~』シリーズは解説がほとんどないので英語力に自信がある生徒向け。
勿論、過去問も。
(というか、過去問が最強の「参考書であり問題集」であることは疑いの余地がない)
英語が苦手な生徒は『入門英語長文問題精講 3訂版』などから始めて、『得点力を高める標準問題特訓リーディング』(旺文社)や、『合格へ導く英語長文Rise 読解演習』シリーズ(Z会)、『大学入試 全レベル問題集 英語長文』シリーズ(旺文社)などに繋いでいくのも良いでしょう。
単語
『システム英単語』(駿台)
単語帳は普通にこれで良いでしょう。
改訂もされましたし。
(個人的には『単語王』が好きなのですが、全ての人にはお勧めできません)
あと「使いこなせれば」ですが、
『速読英単語』(Z会)
は音読用/多読用として非常にお薦めですね。
レベルは自分に合ったものをやればよいと思います。
熟語
『解体英熟語』(Z会)
これは挫折する人もいるそうなので、『英熟語Always 1001』(河合塾)や『英熟語ターゲット1000』(旺文社)でもよいと思います。
文法・熟語をミックスした『英語頻出問題フレーズマスター』(学研)もおすすめですね。
(この参考書に書かれた前置詞に関する分類は一読の価値あり)
まあ、参考書は自分のレベルに合ったものを選んでコツコツと潰していくことが重要です。
私が現役の受験生の時に最初にやったことは、参考書のレビュー本を数冊読んで、その中で評価の高かったものを実際に本屋で手に取ってみて、自分に合った参考書を選ぶということでした。
これを2年生の3月くらいに行い、3教科全てチェックするのに大体1週間くらいかかったと思います。
ちなみに当たり前ですが、上記の参考書の中には私が現役時代に使ったものは1冊も含まれていません。
私が使った英語の参考書は、
文法
『山口俊治英文法講義の実況中継』(上・下)
『基礎英文法問題精講』(旺文社)
構文・長文
『英文解釈トレーニング 必修編』(Z会)
『英文解釈 その読と解』(駿台)
単語・熟語
『でる単』
『でる熟』
あたりですね。
正直、単語を覚えるのは苦手だったので、『でる単』の巻末についている接頭語や接尾語や語源をまずは覚えていった記憶があります。
あとは、NHKラジオ講座の
『やさしいビジネス英語』(今は『実践ビジネス英語』と名称を変えていますね)
『上級基礎英語』(この講座も今はありませんね)
などを学校への行き帰りの道で聞いていました。
そんな感じです。
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