冬期講習も終盤戦に入った。
あっという間だったというのが正直な感想だが、内容としてはまずまずの密度を維持できたと思う。
中2・中3ともに非常によく頑張ってくれていると思う。
ありがたいことだ。
中2は非常に基本的なカリキュラムを組んで冬期講習を進めたのだが、結論としては大正解だった。
基礎の大切さを再認識させられた気分だ。
今後の中間期末や北辰テストに向けて、良い準備になったのではないかと思う。
また、中2生で、紹介という形で一人お問い合わせを頂いた。
講習明けにさっそく体験授業をさせてもらう予定だ。
出来れば、中3のスタート時点で満席にしておきたいので、非常にありがたいことだ。
(まあ、入っていただけるかどうかは全く分かりませんが…)
中3に関して言えば、数学において文章題の大問対策が残っているが、それは元々勉強があまり得意でない生徒にとっては鬼門である。
そもそも日本語の読み取りと、その読み取ったことを数式と言葉で表現する能力は、地頭の良さと直結していることであり、一朝一夕に向上するという類の力ではない。
実は、自力で筋道を立ててたどっていく能力があるかどうかは、中2で習う角度のパターン化されていない問題をある程度スラスラ解けるか? で判別することが出来る。
(まあ、勿論、他の力も見て総合的に判断しますが…)
方程式の説明問題とは一見何の関係もなさそうに見えるが、答えにたどり着くまでのプロセスを逆算しながら、情報を一つ一つ整理しながら進んでいくという点においては全く同じだといえる。
「言語化」というハードルはあるけれども、ちょっと捻られた角度の問題で、途端にわからなくなってしまう生徒は、色々な面でハンデを抱えているといえるだろう。
そういった意味では、基本的な問題のみに絞って徹底的な反復を行ったほうがよい生徒も当塾にいるので、最後に残しておいた。
あと、唯一気になるのは授業の聴き方ですね。
未だに、自分が出来ていないということがバレるのが嫌で、全く質問をしないという生徒がいる。
それは能力的な問題と表裏一体なのですが…。
そこら辺はなるべくツッコむようにはしているのだが、やはり、そういった妙なプライドは取り払えるなら取り払ったほうが良い。
なかなか骨の折れる作業ではある。
今後、2か月かけて取り組んでいくつもりだ。
(といっても、今までにも既に種は蒔き続けてますけどね)
どこまで辿り着けるのか?
いい意味でこちらの予想を上回るような生徒が現れてくれると嬉しい。
0コメント