中2一次関数 & 質と量

やはり、数学が苦手な生徒にとって、一次関数は鬼門だ。

かなりの時間を割いて、基本を積み上げてきたが、応用となるとなかなか定着しない。

こちらの補助があれば、なんとか解けるのだが、自力で解き切るのはなかなか難しい状態が続いている。

とはいえ、昨日の演習で少し光明が見えてきた。

明日(といっても今日ですが)、再び確認してみて、どのくらい理解と定着がなされているかをチェックしてみるつもりだ。


そして、出来るようになるまで何度もチャレンジすることを厭わない生徒には可能性を感じる。

そういう生徒が過半数を超える状態を作ることが、塾としての現時点での最大の目標だ。

ようやく、その第一歩を踏み出せた感じ。

残念ながら、その部分は、ある程度年齢がいってしまうと後天的に獲得することが非常に困難な部分でもあると思う。

「量が質に転化する」ことはあっても、「質が量に転化する」ことは絶対にない。

勉強において「量」がスピードと正確さを生む源泉であることを考えると、これは極めて重要なことだ。

(「質」の伴った「量」が最強なのは言うまでもありませんが…)


ちなみに、問題演習において、こちらのヒントがなければ解けないようでは、本番ではとてもじゃないが、時間内に解き切ることは出来ない。

生徒を見ていると、何となくできた状態で満足してしまう生徒が多いのだが、それこそ「瞬殺」できるくらいまで精度を高めて本番に臨まなければ、「万全の準備」をしたことにはならないし、結果も出ない。

要するに、中途半端な状態のまま放ったらかしにしておくと、気持ち悪さというか座りの悪さのようなものを感じられる精神構造のほうが、スペックとしての頭の良し悪しよりも非常に重要であると言える。

蒼進塾(そうしんじゅく)~さいたま市~真剣に努力する姿勢を育む

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