努力を続ける方法に関して面白い動画があったので載せておく。☟
たまに、授業中に話すのだが(今年の中3生にはすでに話した)、
受験であれば、「問題を解くこと自体が楽しい」という意識がある程度無ければ、上位層の中で戦うのは厳しい。
つまり、「努力の過程そのものを楽しむ」という意識がある者が強い。
ということだ。
ついでに言うと、
特に超上位層の中で、「誰かに言われたことのみをやる」という人間は、文字通り1人もいない。
ということも事実だ。
完全でないにしても自分の弱点と強みを把握し、その補強と拡充を試みようと日々課題を持って勉強している生徒さんがほとんどだ。
超上位層の中で、所謂「受け身」の生徒さんはの数は少ない。
(大学受験になると更にこの傾向が顕著になり、所謂「学校の勉強」を疎ましく感じる生徒さんの割合が増えるのではないだろうか。学校任せという発想自体存在しないものと考えてよい)
この動画の中では、「努力そのものを楽しむ」ために自己暗示をかけることを提唱している。
「努力の過程そのものに価値がある」と自分に言い聞かせる。
「努力そのものが自分の喜びや満足感と結びついている状態」をつくる。
とのことだ。
また、この動画の中では「報酬を与えると寧ろ逆効果になる」という研究結果も紹介されている。
「目標や結果を得ることだけを目的としてしまう」と、「大切な努力のプロセスが台無し」になり、「ただの作業時間」になってしまう。
私はよく「結果ばかりを気にして云々…」という趣旨のことを書くが、上手に言語化してくれてありがとうございます!といったところだろうか。
また、努力している最中に、
「自分は好きでこれをやっている」と自分に言い聞かせることも重要で、
これは一見、自分に嘘をついているように感じられるかも知れないが、
「この努力を楽しみたい、喜びを感じ取りたい」と考えていること自体は真実だから問題なし!
とのこと。
「その努力があなたの未来をよくする」
「その努力が必要だから、その行為を行っている」
のだから、その時間から喜びを得られた方が良いのは事実。
そのために自己暗示が必要になる。
「努力をすること自体に価値を見出す」
「努力が好きで、努力自体から喜びを感じられるようになる」
という自己暗示をかけるのである。
(ちなみに、「自己暗示」というと何か胡散臭いもののように感じる方がいらっしゃるかもしれないが、実は私にとっては非常に馴染みのある手法だ。というのも、私はほぼ毎日寝る前に「自己暗示」をかけている。これは「自己暗示」と「瞑想」を組み合わせたものなのだが、日々の悩みやストレスを一度リセットして、自分の価値を再認識するために行っている。かなり胡散臭く聞こえるかもしれませんが、決して怪しげな儀式を行っているわけではありませんのでご安心ください)
最近流行りの「自己肯定感」などと言う言葉よりもよっぽど信頼できる話だ。
ちなみに「自己肯定感」に関しては、こちらの動画もどうぞ。☟
イチローは偉大で不思議な人ですわ。
努力するということは、過去の自分と対話することである。
ということも最後に付け加えておく。
(ちなみに、「自分の未来を夢見ながら…」などという表現を付け加えておくと、如何にもソレっぽいキラキラワードになるが、それだと結果と理想のギャップに苦しむことになる可能性が生じ、努力することを放棄する要因に繋がる危険がある。まずは努力そのものを楽しことが重要だ。その結果として、過去の自分と対話することに繋がる。他人ではなく…)
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