今回の第7回北辰テスト(12月)の数学(学力検査)は少し面白い問題が混ざっていた。
立体の切断の公式を知らなければ少し苦戦するであろう問題と、群数列が出題されていた。
証明も学力検査にしてはかなり書き難かったのではないだろうか。
群数列に関しては、2020年の第6回北辰テスト(11月)で1度出題されていたので、自作の問題集に類題も含めて入れていた。
ただ、その時は今回よりも本格派の問題で、北辰の解説では群数列としてのオーソドックスな解き方になっていなかったので、図解入りで解説を書き直していた。
今回の第7回北辰テスト(12月)の問題では、群数列の基本的な考え方が丁寧に誘導として載っており、群数列の基本を理解するには良い問題だったのではないだろうか。
中2生にも解ける内容なので、冬期講習で類題を含めて解かせてみるつもりだ。
また、理科でも生物分野で面白い計算問題があった。
正答率はかなり低そうだが、割合をキチンと理解し、且つ問題文の情報整理が上手くできれば正解に辿り着くことが出来そうな問題だ。
(実は私自身は計算ミスをしてしまった… (-_-;) 何をやっているんだという感じだ…)
たまに埼玉県の公立高校入試問題でもあの位のレベルの問題は出るので、上位の生徒さんにとっては丁度よい訓練になるのではないだろうか。
こちらも、冬期講習で中2生にやってもらいたい問題だ。
初見でどこまで正解に近づけるか?見てみたい。
個人的な感想としては、今回の学校選択の英語は例年よりも少し易化したように感じた。
ただ、埼玉県の学校選択問題の英語自体が、そこまでベラボーに難しいという訳ではないので、丁度よい塩梅になったという所だろうか。
ただ、残念なことに、今年学校選択問題を受けることが予想される当塾の生徒さんは、英語が(…というよりも問題を読むこと・話を聞くこと自体が)非常に苦手なので、このままいけば極めて厳しい戦いを強いられることになるのは間違いがない。
直前まで努力し続けるしかないだろう。
しかし、入試直前のこの時期において尚、その「努力の仕方」にまだまだ改善の余地がありまくっているのが一番の問題なのだが…。
今年の中3生では、数少ない「本気」で勉強をしてくれている貴重な生徒さんなので、なんとかその能力をMAXまで引き出してあげたいのだが…。
やるしかないですね。
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