10月の第5回の北辰テストが返ってきた。
前回(9月)の結果はこちらです。☟
結果は以下の通り。
5科偏差値
72.1
61.8
61.5
61.1
60.5
3科偏差値
70.3
62.9
62.3
60.9
60.0
塾内平均偏差値
5科 63.4
3科 63.3
国語 62.6
数学 64.6
社会 63.8
理科 61.4
英語 60.8
以上
塾として初めて偏差値60未満の生徒さんがいない状況が生まれた。
正直、それを達成するのは去年の学年かと思っていたのが、この学年で達成できたことは嬉しくもあり驚きでもある。
このブログに何度か書いているように、この学年には元々勉強が苦手な生徒さんが多い。
「勉強が苦手」と言っても色々なレベルがあるのだろうが、私から見て「本当に勉強が苦手」だと感じるレベルなのである。
実際、中間・期末の定期テストレベルでも、去年の中3生とは5教科の合計点で70点~80点ほどの差があった学年だ。
(今はその差は少し解消された)
去年の中3生は、なんだかんだで定期テストでは中1から430点くらいはコンスタントにとっていたのだが、今年の中3生は、最近ようやく400点を超えられるようになってきたものの、中2の段階までは、350点あたりをウロウロしている状況であり、中には300点を切るレベルの生徒さんもいる状況であった。
(実際、理解度や定着の度合いから見ても、かなりの猛者が集まっている学年だと感じている。数学の「移項」が1年かけても中々マスター出来ない生徒さんもいた。ただ、不思議なことに、勉強というのはやっていくうちに「能力の限界が広がっていく」ものだとも感じている。「この生徒さんには無理かな?」と思っていた問題をスンナリ理解出来る瞬間が訪れる場合もある。今年は生徒さんの頑張りもあって、そこら辺のが上手くいっているんもかもしれない…)
そういった状況を考えると、トップの生徒さんを除いて、少し出来過ぎな成績と言えるだろう。
(ちなみに、今年のトップの生徒さんは定期テストでは450点以上はとっている。450点を下回ることもあったが、そこはご愛嬌と言ったところなのだろうか…)
ただし、前回の9月の北辰テストに引き続き、今回の北辰テストも難易度が低かったように感じる。
得点ベースで見ても、5科の合計点が350点前後となっており、埼玉県の公立高校入試本番のことを考えるとかなり物足りない点数だ。
この状況で、英数が学校選択問題になれば、得点がガタ落ちするであろうことは想像に難くない。
今後の努力次第でどうとでも変わる話ではあるが、現状はそんなところだろう。
公立高校入試という話で言えば、個人的にはかなり残念なお知らせがあった。
うちの塾のトップの生徒さんが公立高校を受けないことになった。
(ちなみに、最初から「男子校は嫌」というスタンスであった…)
本人曰く「私立の方が補習とかしてくれるから」らしい…。
かと言って「栄東は厳しそうだから嫌」なのだそうだ…。
まあ、私は生徒さんがどの高校を受験するかに関しては基本的に干渉しない主義なので、「ああ、そうなんだ」と言うしかない。
(逆に「どの高校を受ければイインデスカ?」と聞かれても返答に困る。私としては「チャレンジ出来る範囲でなるべく偏差値の高い高校に行く方が良い」としか答えられない。高校の「質」を決めるのは、通っている生徒さんのレベルに依拠する部分が非常に大きいというのが私の考えなので…)
…という訳で、他の生徒さんにより一層の奮起を期待したい。
(まあ、今でも十分に頑張ってくれている生徒さんはいるので、私としては、より手厚くサポートしていくだけですが…)
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