約分と通分に入った

今日から小5は「約分」と「通分」に入った。

まだ「公約数」や「公倍数」をスッと出すことが出来ない生徒さんがいるのだが、思ったよりもスムーズに対応できていた。

今年の小5の生徒さんは、かなり勉強が苦手な生徒さんもいるのだが、こちらの発問にも少しずつ反応出来るようになってきたという印象だ。


ただ、やはり「何を聞かれているのか?」ということが、教科に関わらず理解出来ていない場面がまだまだある。

国語においては言わずもがななのであるが、算数においても顕著だ。

その延長線上として、こちらの支持が通り難いということもあるのだが、そこは前向きに勉強に取り組んでくれれば、いずれはクリアできるのではないかと考えている。



最初の話題に戻るが、「分数」は「比」や「割合」「単位量当たりの大きさ」等と密接にかかわっている極めて重要な単元なので(…というよりも、同じことを形を変えて違う単元として扱っているだけとも言える)、ここからが小5の本番といったところではないだろうか。

それにしても、小5は極めて重要な単元が多い…。

本当にビックリである…。




また、話は全く変わるが、中2の英語も少しマイナーチェンジした。

(「少しマイナーチェンジ」は重複表現(redundancy)だろうか…?)

英語の教科書本文の英作文を毎回テストすることにした。

昔はやっていたのだが、あまりにもトンチンカンなことを書く生徒さんが多数いたため、一旦休止となっていた。

今ならば大丈夫というか最低限このくらいはやってもらわなくては困るというところだろうか。

(ちなみに、今の中3ではやれそうもないが…)


単語の綴りは当然として、文構造(箱の数)・時制・冠詞・単複・前置詞の有無など考えなければいけないことは多い。

何百回・何千回言っても伝わらない生徒には伝わらない部分でもある。

何も「意識」が出来ない生徒さんはいる。


「英語を書くということは文型(箱の数)を考えることと同義」

「動詞を書くということは時制を考えることと同義」

「名詞を書くということは単複・冠詞の有無を考えることと同義」


…と、数えきれないくらい伝えているのだが、


「はぁ?何がですか?」

「あ~、見てませんでした」

「●●だと思っちゃってえ~」

「忘れてました」


「普通」の生徒さんの反応はザっとこんなところだ。

それでも、北辰テストでや定期テストではある程度の点数が取れてしまうため、問題を先送りしてしまう生徒さんが非常に多い。

(…というか、問題を抱えていることにすら気付かない生徒さんが多いと言うべきか…)


ただ、学校選択問題では話が少し変わってくると思う。

ある程度「本物の実力」が必要だと感じている。

各学校の学校選択問題の英語の得点データを見てみると、ほとんどの受験生が60点位までしか取れていないのが実情だ。

うちの塾では、そこら辺で優位に立てる力はつけさせたいものだ。

蒼進塾(そうしんじゅく)~さいたま市~真剣に努力する姿勢を育む

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