中3の夏期講習は、まあ悪くなかった生徒さんもいれば、諸事情で前半戦を棒に振ってしまった生徒さんもいた。
また、まだ部活が終わっていない生徒さんもいる。
…とはいえ、当塾トップの生徒さんに関して言えば、やってもらいたいと思っていたことは大体消化できた感じだ。
(ちなみに「大体」と書いたのは、理科をもう少し押し込みたかった感が残っているからなのであるが、見ている限りあまり支障はないように思えるので恐らく大丈夫であろうと考えている。その代わり、英語を深掘りできたので良かったのではないだろうか…)
また、中2に関して言えば、「少し難しい」問題も解いてもらったのだが、しっかりと正答出来ている生徒さんもいた。
具体的に言えば、今年2024年の第3回の北辰テストの数学の「関数」で正答率0.7%の問題も解いてもらったのだが、シッカリと正答することが出来ていた。
(正直に言うと、問題の難易度からすると、ABCDEの5段階評価でB+といったところだとは思う。そこまで難しい問題ではなかった。北辰の過去問をしっかり解いていれば十分対応できるレベルではあった。実際、うちの塾のトップの生徒さんも本番でキッチリ正答してくれていた…)
…とはいえ、1次関数を習って間もない生徒さんからしたら、相当難しい問題であることには変わりはない。
(そもそも正答率0.7%ですので…)
そういった問題を苦もなく解いて見せてくれたことに対しては感嘆の念を禁じ得ないといったところだろうか。
なによりも、難問に対して変に尻込みをせずにチャレンジしてくれる姿勢が素晴らしいのではないだろうか。
他にも、割合の少し難しめの問題や、立式するのにシッカリと頭を使わなければならない問題、令和5年の埼玉県の仕切り版のある水槽問題や、その類題である2023年の富山県の問題なども解いてもらったのだが、概ね問題はなさそうであった。
ただ、生徒達にも伝えたのだが、入試本番では時間との戦いになる。
ただ「解ける」だけでは不十分だ。
定石を知り、ショートカット出来るところはショートカットし、速く正確に解くことが求められる。
そういった問題の「見かた」や「視点」、正解に至るまでの筋道を複数確保した上で、どのルートを選択するのか?といったことまで意識しながら勉強することが出来れば言うことなしなのではないだろうか。
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